学校でも家庭でも時間を守る

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学び
他のクラスの様子を見ていると
休み時間なのにまだ授業をしている
給食のスタートが遅い
妙に下校が遅い
などということに気が付くことがあります
そういう先生に限って,
熱心なのになかなか学級経営がうまくいっていない,
子供が落ち着かない傾向があります。
また,研究授業などを見に行く機会もあるのですが,時々,授業を延長している先生を見かけます。
話し合いが盛り上がってしまった。
予定のところまで進まなかった。
などという理由があるのかと思います。
結論を言います。
授業の延長は,学級崩壊の原因の一つです。
クラスの子供たちは,授業が楽しくても時計は気にしています。
早く終わんないかな…
また延長…
遊びに行きたいな…
はじめは先生に気を使って,黙っていますが徐々に態度に表します。
絶対に授業を延長すべきではありません。きりが悪くても切りましょう。
研究授業でも,そこでやめましょう。
終わらなかったのは,計画が悪いか,授業の進め方が悪かったわけなのです。
45分間で勝負すべきです。
時間を守らない先生が「時間を守りましょう」
などといっても,聞くわけがありません。
徐々に信頼を失っていきます。
学級崩壊への入り口が見えてきます。
仮に,授業を1分延長してしまったとします。
授業開始を1分遅らせることを宣言し,きちんとあやまりましょう。
「授業がのびてしまってごめんなさい。次の授業は〇〇分から始めます。」
タイマーをまわして,休み時間の確保を明らかにするのもいいでしょう。
時間を守るということを大事にしている先生のクラスの子供たちは,時間を守ります。
もし遅刻をしても,きちんとあやまるしつけができます。
「先生は,授業も大事だけど君たちの休み時間も大事だと思っています。」
「授業がきちんと追われるように全力で頑張っています。」
「君たちも,きちんと授業が始められるように協力してください。」
こういう積み重ねが,子供たちとの信頼関係を生みます。
休み時間の担任の過ごし方などについては,また機会をあらためます。
ではまた!
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