登録販売者への道

記事
学び
 登録販売者資格は、平成26年度以前は薬局などでの勤務要件がありましたが、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の改正により、以前の受験資格が廃止され、どなたでも受験することができるようになりました。
 試験は「試験問題作成に関する手引き」から
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識:20問
第2章 人体の働きと医薬品:20問
第3章 主な医薬品とその作用:40問
第4章 薬事に関する法規と制度:20問 
第5章 医薬品の適正使用と安全対策:20問
が出題され、5肢択一形式で、試験時間は240分(4時間)になります。

 試験対策の基本は、市販されている「試験問題作成に関する手引き」を要約解説した対策本と、前年に試験が実施された各地域の問題集を使います。
 具体的には、対策本を章別に確認しながら、読み終わった章から問題集を確認します。ここで重要なことは、各章を1章から5章と進めるのではなく、暗記することが多い第3章を後回しにすることです。例えば、第1章、第2章、第4章、第5章、第3章の順です。
 また、問題集の使い方は、第1章を北海道から九州沖縄地区まで全ての試験問題を一度に確認します。そのようにすることで、問題の選択枝の言葉遣いや、くせを掴むことができ、引っ掛け問題を誤らなくなります。

 そして、一番大事なことは、各章別に得点目標を立てることです。具体的には、第1章と第2章は100点。第4章は90点。第5章は100点とし、残った第3章は80点とします。100点は高すぎると思うでしょうが、第3章と第4章以外は常識問題ととらえて当たり前と思うまで問題を確認し憶えるのです。第3章と第4章以外を高得点できれば第3章と第4章の得点率が多少低くても合格できます。ただし、各章に最低点が設定されていますので、手抜きは禁物です。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す