シャーロック・ホームズのオリジナル性について

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コラム
ちょっとミステリー好きです!
日本のドラマのミステリーものは、割とチェックしてる方だけど、二時間ドラマはあんまり見ないなー。
この間の「天国と地獄」、ドラマ見たー。
綾瀬はるかさん、カッコよかったねぇ。

ミステリーを好きになったきっかけは、色々あるけど・・・シャーロック・ホームズシリーズがきっかけの一つとしてあるかも。
厳密に言えば、ホームズはミステリーじゃなくて、冒険もののカテゴリーに入るらしいよ。

あんまりおもしろくて、眠いの目をこじ開けて読んでたなぁ。あと一話・・・あと一話・・・とついつい読み進めてしまうのですよね。

今でもたまに冬になると、読み返したくなるのですよ。

そこで前々から不思議でたまらないのだけど、ホームズのオマージュ作品が・・・・つまらん!!
ホームズというキャラを使い、新アレンジで!現代風に!ホームズの語られなかった事件簿的な、作品が多く出てるけど・・・全部目を通したわけではないけど・・・・無理!

前、アメリカ映画でシャーロックというドラマもやってたよね。
日本でも、ディーン・フジオカさんがやってたけど・・・二話で挫折。

だけど竹内結子さんがやっていた、ミス・シャーロックは貫地谷しほりさんがワトソン役で面白かったよ!
三度目の浮気騒ぎがあった後だったか、前だったかの・・・斉藤由貴さんもミステリアスな雰囲気でよかったです!

ホームズが、女嫌いということを強調してみたり、まるで麻薬中毒者のように描かれていたり・・・。
あえてワトソンを女性にしてみたり、子供にしてみたり。
色々工夫されてるのは分かるけど、そんな無理にホームズ出さなくても・・・別作品ということで発表すればええやん、と思ってしまいますね。

ちなみに私が好きなホームズ作品は・・・
いくつかあるけど、白面の兵士はハッピーエンドで好きだなー。
ホームズ再登場の空き家の冒険も好きですねー。

この間、ネットでちょっと見かけたのだけど、デューラーモデルの水彩絵の具とか、色鉛筆が、ファーバーカステルから出てるんだねぇ。
確か、ファーバーカステルの本社、バイエルンのあの辺にあるって聞いたことある・・・。

ファーバーカステルの鉛筆も、ホームズ作品に登場するのですよ。
三人の学生、というタイトルだったと思うわ。
あれも、最後はちょっと人情話っぽくていいですね。
事件も殺人でなく、試験問題盗難事件でした。
ホームズが犯人を特定するのに、犯人が置き忘れていった、チビた鉛筆を見て、「犯人はファーバーカステル社の鉛筆を使っている!」と見破ったわけよ。
だからなんだという話だけど(笑)

ホームズくらい神レベルのキャラクターを使いこなすには、ちょっとやそっとの付け焼刃でもダメだし、ホームズ様!ドイル様!と肩入れし過ぎてもダメだし・・・
あのオリジナルの知名度を利用して、いい作品ができるわけではない!ということもあるでしょうけど・・・

ホームズのオリジナル性がすでに特別な領域に存在しているからだと思ってしまうのです。
オリジナルを読め、それで十分だ!
その一言しか言わせない作品ですよね。


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