九州に行ってきました。
実家は関東、私がそもそもで住んでいるのはもっと北。私は現在、関東の実家に滞在中。
両親は九州出身なので、父の家の墓なんかが九州にあったんですね。
それで、10日ばかり九州の方にいたわけです。
墓関係の作業などは、すぐ終わり、子供のころにおじーちゃん家で過ごした記憶をたどりながら、九州の田舎町散策をいたしました。
11月のはじめだったのですが、夏日にまで気温は上がり、異常気象がどんなにか異常なのか、改めて実感した次第であります。
家族が亡くなると、神社の鳥居はくぐってはいけない・・・と言われています。
なので、本来なら、私は神社には足を踏み入れてはいけない立場なんですが、田舎でめぼしい観光地ってたいてい神社なんですよねー。
鳥居はくぐらず、参拝も遠慮しましたが、色付きの狛犬さんがいたので、みなさまにもご紹介しようと思います。
狛犬って、いろいろ種類があるんですね。
狛犬でも、頭の上にちょこんとツノがあるやつと、ないやつがあるんです。
前々から疑問だったのですが、この度ちょっとネット検索したら、ツノがあるの想像上の動物、狛犬なんだそうです。で、ツノがないのが獅子タイプのやつなんだそうです。
今度、皆様も神社に行ったら狛犬の頭に注目してみてください。
ツノのある狛犬と獅子タイプの狛犬、全国狛犬マップなどがあれば、どういう分布であるのかわかるんでしょうけど、地域ごとでまとめられているサイトはあるけど、全国網羅している狛犬マップはざくっと検索くらいでは見つからなかったです。
残念。
で、今回私が見つけた狛犬、古いタイプの狛犬さんたちなんですが、赤と青の色付きだったんです。
かわいいでしょ?
なんで、赤と青なんでしょうかね。
神社で色と言ったら、やっぱり色によって階級わけされていたという歴史を振り返る必要があるのかもしれません。
最高位が紫で、めったに人が身に着けられる色ではなかったそうです。
で、その次が青、赤、黄、白、黒と階級によって、身に着けていい色が違ったんだとか。
まぁ、総合的に考えて、狛犬さんたちがなんで赤と青でなければならなかったのかという疑問の答えとして思い浮かぶのが、「赤と青を混ぜると紫になる」という事実です。
神を表現するときに、ダイレクトに紫を使うのは恐れ多い、それであえて紫を、赤と青に分解して表現したのではないだろうか?という仮説が思いつくんですが・・・
実際はどうなんでしょうね。
狛犬ご紹介したけど、私、別にマニアではないし、狛犬女子とか呼ばれる人種ではないんでわからないです(笑)
九州の某神社に行ってみたときに見つけた狛犬。
半分、真っ二つに割れているんです。
地震で壊れてしまったのかもしれません。
狛犬は、「あ」から「ん」と、始まりから終わりを表すと言います。
始まって終わる。この世のコトワリです。
始まったら、いつか終わる。
そのコトワリを捻じ曲げて、普遍や永遠を求めることはできないのです。
この狛犬さんは、割れてしまったけど、応急処置を施されて、まだ現役で活躍中。
すごい根性入ってます!ご利益ありそうですね。
狛犬つながりで、私は何かご縁があったのか知りませんが、九州旅行中、せっかくなのでコロナ前に亡くなった大叔母の家を訪問しました。
その大叔母の娘にあたる人に案内を受け、お線香をあげさせていただきました。
死ぬまで大叔母が済んでいた家が取り壊されることになっていたので、ちょうどいいタイミングで来てくれたと喜んでくださいました。
その古い、大叔母の家の隅っこに、一組のシーサーがいたんです。所在なさげに。
もう取り壊されると決定した家の隅っこで二人してポツンと座ってました。
目があったような・・・・気がする。
なーんて思ったら、大叔母の娘さんが「・・・シーサー、持って帰る?」と声かけてくれたんです。
大叔母が沖縄旅行した際に買ってきたものらしいです。
とっさに「いいんですか?ぜひ」と持って帰ることにしてしまったんですが・・・・
シーサーをリュックに入れて、おんぶして帰る羽目に。
予想外の大荷物になってしまったのでした。
まだまだ役目は終わっていないのですよ。
これからは私をお守りなさいな、二人とも。
何がどうつながって、どういう展開を見せるのか、わからないから面白い。そして、つながりが見えてくると、また面白い。
タロット占いも、見えないつながりをつないで見えるようにする道具とも言えますね。
ご興味ある方、タロット占いはいかがでしょう?