「50肩で整骨院にかかるのは保険適応になる?ならない?」
「50肩で針・治療の効果は?」
「病院での治療が終わったけどまだ治らない、どこを頼ればいいの?」
という悩みを抱えていませんか?
50肩で整骨院にかかる場合は国民健康保険適応外、針・灸・あんま・マッサージにかかる場合は保険適応(条件があり)です。
知らずにいると、あとで全額または一部の金額を施術所もしくは国保から請求されることがあるので、きちんと把握しておきましょう。
この記事では、各治療院のかかり方と、針・灸治療の効果について説明します。
1,50肩の保険適応と、行くときの注意点
整骨院
五十肩は保険適応となりません。
外傷が原因であることが明らかな「骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れ」の場合は保険適応となります。
「骨折・脱臼」は、緊急の場合を除き、整骨院を受ける前に、医師から同意を得ていること(書面または口頭)が必要です。
施術を受ける際は、必要書類にサインが必要です。
病院等で治療中の場合、整骨院で施術をうけても保険適応にはなりません。
針・灸
五十肩で痛みが慢性的で、針・灸の治療を受けると保険適応になります。
治療を受ける際は、医師の同意(同意書または診断書)が必要となります。
病院等で治療中の場合、針・灸で施術をうけても保険適応にはなりません。
あんま・マッサージ
筋麻痺や関節拘縮等があり、医師の治療手段がなく、医療上マッサージが必要な場合、保険適応となります。
治療を受ける際は、医師の同意(同意書または診断書)が必要となります。
五十肩予防のためのマッサージは保険の対象となりません。
療養費の申請方法
1) 医師に五十肩の診断を受け、「同意書」を作成してもらいます。
2) 治療院(針・灸・あんま・マッサージ)施術後に全額を払い、領収書をもらいます。
3) 1ヶ月ごとに、治療院で「療養費支給申請書」に治療内容を記載してもらいます。
※「療養費支給申請書」は健保へ連絡し、直接送付してもらいます。
4) 「療養費支給申請書」に医師の「同意書」と「領収書」を添付して、会社窓口(給与厚生課等)へ連絡します。
※医師の同意書:初回は必ず必要ですが、その後は3ヶ月ごとでよいです。
5) 健保が審査後に認めた施術料の7割(年齢によっては8か9割)を還付されます。
一覧表
2,針・灸の効果
針・灸治療の効果は、50肩の「急性期」と「拘縮期」で異なります。
「急性期」における痛みの軽減と、筋肉の緊張状態に効果があり、肩の動きが早期に改善する例が報告されています。
一方、「拘縮期」の場合は、針・灸だけで肩の動きを改善することは難しいです。
しかし、針・灸治療で痛みを軽減した後に運動療法を行うことで、肩の動きが改善しやすくなり、治療期間を短縮できる可能性があると報告されています。
つまり、急性期は「痛み」にも「肩の動き」にも有効であると言えます。
ただ、病院で治療中の場合、針・灸治療院で施術を受けても保険適応にはならないので注意が必要です。
3,まとめ
50肩における各治療院の保険適応の有無と、治療院にかかる際の注意点、針・灸治療の効果についてご紹介させて頂きました。
・整骨院は保険適応外である
・病院での治療が終わっても治らず長引く(痛みが続く、肩が挙がらず固まっている)場合、医師の同意書があれば針・灸・あんま・マッサージを保険適応で受けられる
・針・灸は急性期の痛みと動きに有効である
50肩の治る段階によって適切な治療は違うので、医師としっかり治療法を相談することが大切です。
「50肩の痛みや制限によるストレスから早く抜け出すための完全マニュアル」
肩の痛みは人から見えないので、自分がどれほど苦しいかをわかってもらえず悲しい思いをしていませんか?
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とにかく早く痛みや制限から開放されて、夜ぐっすり眠りたい!
痛みなど何も気にせず動けていた元の生活に戻りたい!
思いっきりスポーツを楽しみたい!
痛みがこれ以上強くなったり、長引くのは絶対に避けたいです。
私は15年間、作業療法士として病院勤務し、50肩に悩む多くの方々のリハビリを行ってきました。
その経験の中で、50肩が早く治る人となかなか治らない人の特徴の違いが見えてきました。
また、早く治った人が確実にやっていたこと、逆に治らない人の失敗例も数多く見てきました。
そして経験だけでなく、それを裏付ける医学的根拠を徹底的に調べたことで、「50肩の痛みや制限によるストレスから早く抜け出すための完全マニュアル」を作成することができました。
単発での運動や体操は、本や動画でたくさん紹介されています。
しかし、50肩は単発の運動や体操だけでは早く治すことはできないんです。
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50肩を早く治すステップとして、
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2,痛みの治し方を知る
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この段階で取り組むことが改善への道です。
とにかく1日でも早く、自分の症状を知ることが重要です。
そのために、マニュアルの中でご紹介している「50肩かどうかの簡単チェック」「他の怖い肩の病気ではないか詳細診断」をしましょう。
自分の今の症状を把握し、その段階に応じた治療に今すぐ取り組むことをオススメします。