(398日目)ワイと助手〜変態は素晴らしい〜

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コラム
助手「いよいよゴールデンウィークだね。」

ワイ「何するんですか?」

助手「何も決めてないんだよね。」

ワイ「私は学びを深めようと思っています。」

助手「どうせ口だけでしょ。」

ワイ「いえ、Youtube動画でも見まくろうかと。」

助手「それは学びじゃない。」

ワイ「そんなことないですよ。科学や宇宙を題材にした動画をみると知識を深めることができます。」

助手「そうなの?」

ワイ「変態は素晴らしい。」

助手「突如として変態がカミングアウトしたら私はどうすればいいのだろう?」

ワイ「変態って虫のことですよ。ご存知ない?」

助手「アナタが変態だってことしか知らないよ。」

ワイ「芋虫がサナギになって蝶になるじゃないですか。あれを完全変態という。」

助手「そうだったんだ。知らなかったよ。」

ワイ「変態は究極の生存戦略ではないか?と言われています。」

助手「どういうこと?」

ワイ「幼虫と成虫では食べるものが違うでしょ。親子で食べるものが変わるから競合関係が起こらないのです。」

助手「へ〜。」

ワイ「そして幼虫時代に多くの栄養を摂取するが、成虫となったら栄養摂取は最小限に子孫を残すことにウェイトを置きます。」

助手「そう考えるとスゴイ仕組みになってるよね。」

ワイ「そして虫はこのように大きく変化するのに、人間は変われない人が多い。」

助手「いきなり辛辣。」

ワイ「自分が『変われない』と思い込んでる人がいますが、それは言葉の通り思い込みです。」

助手「偉そうに言ってるけどアナタはどうなのよ?」

ワイ「子供時代はおとなしくて人見知りでした。近所のおばちゃんと喋ることもままならないほどに。」

助手「今と大違いね。見境なく喋りに行くもんね。」

ワイ「見境はありますよ。自分のストライクゾーンにハマる婦女子にしか声をかけません。」

助手「お巡りさん、ここに変態がいます。」

ワイ「変化のキッカケは周囲の環境だったり人だったり、インプットされる考え方だったり様々です。」

助手「確かに人それぞれかもしれないね。」

ワイ「思考も鍛えられましたし。しかし発想力の源泉は青春時代に培われたと思います。」

助手「どういうことかしら?」

ワイ「達を笑わすため多くの下ネタを編み出し、妄想を膨らませてきた経験がいま活かされています。」

助手「生き恥を堂々と晒してるね。」

ワイ「しかしそのためにお笑いをメッチャ見ましたし、トークが上手い人の話し方を研究しました。」

助手「その結果が下ネタってどういうことよ。」

ワイ「この年齢になって活かされている経験値はすべて若い時代に吸収されたことの結果と言って間違いないです。」

助手「それはそうかもしれないね。歳とってから吸収するのって難しいもんね。」

ワイ「変態を行う幼虫と同じです。多くの養分を摂取することと人生経験することはとても似ている。」

助手「それは同意できるよ。」

ワイ「自分が生きやすくなるために自分自身を変化させてきた、と言っても過言ではないでしょう。」

助手「アナタなりの生存戦略だったのね。」

ワイ「かつてはコミュニケーション能力の無さでイジメも受けましたし。」

助手「そうなんだ。」

ワイ「いじめられる側にも原因がある・・・と言うと炎上必至ですが、何かしらの要因があっていじめに繋がることは否定できません。」

助手「でもそれはやってもいい理由にならないよ。」

ワイ「それはそうです。しかし原因を考えて回避する能力を得ることは自己防衛に必要です。他人を阻害することがインプットされている人間社会で生きるためには。」

助手「けどそれって大切よね。自分が生き抜く環境って自分で作っていかないと誰かが用意してくれるわけじゃないし。」

ワイ「そうです。周りの環境を把握し自分が生き抜くためどのように変化していくかが大切なのです。」

助手「なるほど。色々とアレだけど納得はできたわ。」

ワイ「私は大きく変わりました。変態したのです。」

助手「変態が変態してさらに変態になった、ってことね。」

ワイ「悪意を感じるのですが。」

助手「褒め言葉よ。昆虫のように変化できるんだから。」

ワイ「もしかして虫ケラ扱い?」

助手「あ、バレた?」
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