霊感タロット&霊視、占い師のリーベココです。
ある方のお話。
私のところへ相談にいらしたんですね。
「先生、わたしは、色んな事をやりたくて。いろんなことに興味があるんですけれど、何からやったらいいのかわからなくて。。。。」
とおっしゃったんです。
拝見すると、確かに興味の幅が広い方で、その結果定まらない、というものがるんですね。
でも、もっと深く拝見すると、色んな事をやりたいといいつつも、それを本気でやりたいのかというと、そういうわけでもないようなんですよね。「興味」のレベルを超えていない。つまり、本気ではないということなんです。
少しの間、お話しして、拝見してみると、
どうやらこの方は、たくさんのことをやりたいのではなくて、
【いろんな人に頼られたい】のだということがわかりました。
つまり、いろんな知識を持っていれば、【いろんな人に頼られるだろう】ということをこの方の潜在意識で持っていらしたんですね。
もっと深堀すれば【いろんな人に尊敬されたい】という思いと【いろんな人の役に立ちたい】、【いつも人に囲まれていたい】という思いが強く見えました。
この方の本音はここでした。【いつも色んな人に囲まれていたい】
ご本人は全くそうは思っていなかったのですが、実はものすごく寂しがり屋さんだったんです。
でもご本人は「自分があまり知識がないから、頼られないんだ」と思い込んでいました。実際はご本人が「他力を頼ることができない」というものを持っていて、それで無意識のうちに人との間に壁を作っていました。人を寄せ付けないエネルギーを発していたんです。
ご本人の顕在意識と潜在意識の思いが、実は全く違うものだったので、この方自身も自分の「寂しさの感情」に気が付いていませんでした。
占いは、自分の「潜在意識の思い」を知るための手段のひとつだと思います。自分だけで考えているとわからないことも、占い師のような客観的に眺めることのできる人と会話することで、自分の本当の思いを知ることができるのです。
自分の潜在意識と会話することを、楽しんでみてください。
自分と自分で対話するのです。
目を閉じて、自分が心の中の自分(何かキャラクターを作ってもOK)に話しかけます。そのあと、心の中の自分が答えます。その繰り返しをしていくと、自分の本当の思いに気が付くことができるようになってゆきますよ。