今日の読書-ブログ投稿34日目

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こんばんは、横井です。
おとといから心理学の本を読んでいます。この本には心理学の実験とそれについての解説が多数書かれていてとても読みやすい本になっています。そのなかでも面白いなと思った実験について書いていきたいと思います。
まずは「アロンソンとリンダーの好意の獲得・損失効果」の実験です。これは褒める-貶す、褒めるのみ、貶す-褒める、貶すのみの4パターンで人と会話をしたときにどのパターンが人に好印象を持たれるかという検証をしたものになります。結論として貶す-褒めるのパターンが一番人に好意をもたれるようです。さすがにお客さんと話をするときに貶すということはできませんが、少しマイナスな印象を持たせた後にプラスの印象を持たせるように誘導できるとお客さんの信頼度はぐっと上がるのかもしれません。また面白いと思ったのは一番印象が悪かったのが貶すだけのパターンよりも褒める-貶すのパターンだということです。これも仕事に置き換えると、できるやつと思っていたけど実はできないということが分かると、イメージがガクッと落ちてしまうということになるかと思います。これは自分が仕事をするうえでも気を付けなければいけないポイントだと思います。いわゆる期待値コントロールというやつですね。
次に面白いと思ったのは「ピグマリオン効果」です。これは褒め言葉は相手に幸福感を与えるだけでなく、その相手を成長させることがあるという現象です。例えば清掃員さんに一言「プロに任せると違うね」と声をかけると、翌日からよりきれいに掃除してもらえるようになる というようなことです。これを仕事に生かすとすると、部下に対して期待しているという意味合いの言葉をかけることでその部下の成長を促すことができるかもしれません。
明日からも引き続き面白いと思った実験をピックアップしていこうと思います。それでは。
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