グループサウンズ

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コラム
 私が小学生の頃(昭和30年代後半)、歌謡界は青春歌謡が花盛りでした。昭和41年、私が中学1年の時、橋幸夫が「霧氷」でレコード大賞を受賞。舟木一夫と西郷輝彦がそれぞれ「絶唱」「星のフラメンコ」をヒットさせて青春歌謡からの脱却をはかりました。
 同年、「弾厚作」のペンネームで作曲した曲を次々とヒットさせた加山雄三が登場。同時にエレキブームが巻き起こりました。エレキの神様寺内たけしが、ベートーベンの「運命」、高橋竹山と共演した「津軽じょんがら節」をレコード化したのもこの頃です。
 そこから少し遡って、ビートルズが来日。彼らに触発された日本の若者たちが、こぞってグループを結成。スパイダーズの「夕陽が泣いている」が大ヒットし、翌年にはブルーコメッツが「ブルーシャトー」でレコード大賞を受賞。GSブームが到来しました。
 彼らの人気はすざましいものがあり、例えば「ガールフレンド」「スワンの涙」をヒットさせた「オックス」のステージにいたっては、コーフンのあまり失神してしまうファンが続出するという社会現象にまで発展してしまいました。ワイルドワンズ、ジャガーズ、ゴールデンカップス、テンプターズ、ザ、ダーツ、、、もっとありましたね。
 次回に続きます。


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