受験生によくみられる4つのマズい書き方

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こんにちは。ハルタです。
今回は「受験生にみられる4つのマズい書き方」について解説します。
マズい書き方を頭に入れておくだけでも違ってきますので、
知識として知っておくとよいでしょう。


NG①一文が長すぎる

小論文が苦手な人の文章の特徴として、
「一文が長すぎる」ことが挙げられます。
一文が長いと、主語と述語の関係がぐちゃぐちゃになり
なにを言いたいのかが伝わりにくくなくなります。

【うまく書くポイント】
「一文」はなるべく短く!

なぜ文章が苦手な人の一文が長くなるかというと、
一文の中に「主張」や「説明」を詰め込みすぎているからです。
文章はなるべく短く切って、言いたいことを端的に伝えるほうがよいでしょう。
そのためには、「読点(、)ではなく、句点(。)をうつ」ことを意識することが重要です。


NG②接続詞を間違えている

接続詞は、文と文をつなぐ役割があり
小論文を書く際にはとても重要になります。
接続詞の前と後で文章がどうつながっているのか、
しっかり考えてから接続詞を使いましょう。

接続詞一覧
[順接]:だから、そのため
[逆接]:しかし、だが、それにもかかわらず
[添加]:そして、そのうえ
[並列]:また、および
[対比]:逆に、一方
[説明]:なぜなら、というのは
[補足]:なお、もっとも、ただ
[例示]:例えば、いわば

特に、ミスとしてよく受験生に見られるのは、[逆接]の使い方です。

「接続詞」のポイント
「しかし」「・・が」と書きたい時は、
「ただ」「また」「そして」の方が適切ではないかと、一度疑ってみましょう

なにげなく書いてしまう「しかし、が(逆接)」は、
「ただ(補足)」「また(並列)」「そして(添加)」などで書いたほうが
より適切なことがある場合があるので、注意しましょう。


「逆接」を使いすぎると、どこが重要な「主張」部分なのかわからなくなってしまいます。
「逆接の接続詞」は安易に多用せず、大事なところで使うようにしましょう。



NG③「指示語」が多すぎる

文章が苦手な人が書いた文には、
「それ」「あの」「この」などの指示語が、必要以上に使われています。
指示語が多すぎるために、文章を読む側は、「それ」や「あの」が何を指しているのか分からないことが多々あります。

指示語が曖昧になると、主張自体がぼやけてしまいますので
低い評価につながってしまいます。

【指示語を使う際のポイント】
指示語の後ろに名詞を加えよう
例:「それ」「これ」→「その問題」「この現象」「その変化」

こうすれば、「その」や「この」が
何を指しているのか特定しやすくなります。
また、複数の名詞を指す場合は、必ず
「それらの」「これらの」と指示語も複数にしましょう。



NG④漢字ミスが多い

漢字を間違えること自体は小さなマイナスポイントですが、
表現が稚拙であったり、とんでもない漢字間違いをしているのを見ると、
「小論文全体の評価」が過小評価されがちです。

万が一、合っているかどうかが不安な漢字を書くことになった場合は、
なるべく違う表現を探しましょう。
他の表現が思いつくのであれば、そちらを選ぶほうが賢明です。

それでも、どうしても不安な漢字を書くしかない場合は、
ひらがなで書くことをお勧めします。


以上が、小論文が苦手な受験生によく見られる4つのマズいポイントでした。
これらを知識として頭にいれておくことで、ミスを避けることはできます。

その上で、なんども実際に書いてみて、
自分の陥りやすい「マズい書き方」を修正し、
より読みやすく、伝わりやすい文章を書けるようにしていきましょう!




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