黒龍のすばるちゃん 番外編 猫妖精マキさんの事情(3/4 小龍ちゃん達のおやつ話題 等を追記しました^^)

記事
コラム
いつもお読み頂きありがとうございます☆
今回はすばるちゃんと別れた後のマキさんの方の事情を載せますね^^
今回補足は()なしの太字で、話している部分と考えている部分は()つきの
太字にしてみました。
猫妖精5.jpg
マキさんは小龍ちゃん達と別れたあと
支店を作る準備に早速はりきっていましたが
自分の元居る世界に帰った後、

散々元気いっぱいな小龍ちゃん達の
お相手を3日もしていたことで
今頃になって疲れがどっと出てきました。

猫の妖精であるマキさんは、猫の本能で
急にぐっすり眠りたくなってきました。
事務所に戻ると眠気に勝てず、
起きているのがつらくなっていました。

その様子を見たタキさんが

マキさんが戻って来たら支店開設する話を
少しだけ聞いていました。

「これから支店開設の準備をしなければならないのに
大丈夫かにゃ?」と声をかけてきました。

マキさんはその言葉に気力を奮い起こしました。

「・・行くにゃっ、
かわいい子達と一緒に働く支店を開設するために
頑張るにゃっ!」と、
頑張る気持ちのまま勢いよく起き上がろうとしましたが
なかなか椅子から立ち上がれませんでした。

どうしても行く気でいるマキさんの姿を見て
「うにゃっ・・・仕方ないにゃっ。
おいらも支店の相談に一緒に行くにゃよ」

タキさんがマキさんを心配して、
マキさんを支えながら
一緒に役所に向かいました。

役所で相談すると
うまく話せそうにないので、相談はタキさんが行い、
マキさんは隣で眠気と戦いながら、必要な時は補足する形で
話を聞いていました。

役所内が作れなかったので大分イメージが違いますが
参考画像です(;^_^A)
イメージ5.jpg
支店の場所は長野だけだと答えが返ってきました。

マキさんはショックを受けながらも
タキさんとも相談して長野以外ダメな場合でも
地球に支店開設は是非したいと話して、
早速地球側の関係者や神様と連絡を取ってもらい、
話はどんどん進んで開設場所が長野県内で決定しました。

マキさんは頭が働かない状態で
支店開設の話がどんどん進んでいくのを
ぼーっと眺めていました。

心の片隅では(やっぱり無理だったにゃ・・・)
とても残念に思っていました。

がっかりはしたものの
住んでいる場所への思い入れがあり、
引っ越す事は絶対に出来そうに無いので
仕方がない事とあきらめるしかありませんでした。

その隣でタキさんは
どんどん進む話にきょろきょろしながら
その早いスピードにあっけに取られていました。

猫妖精二人は
あまりの早さで進む事務所支店開設のあれこれに
頭がショートして
元の事務所に帰還してからは
来客用の長テーブルを前にして二人で並んで椅子に座って
ぼんやりしていました。

イメージ画像
そっくりなイメージが作れませんでした(^▽^;)
ぼんやりしている感じのイメージの参考にして下さいね^^
イメージ6.jpg
その後ろ姿はどことなくほっこりした笑いを誘う可愛い感じでしたが
本人たちは頭が混乱しまくりでした。

助手たちが猫妖精の二人の可愛い後姿を見てほっこり癒されつつも
仕事ができる状態ではない二人に困っていました。

それでもせっせと二人の分働いて
事務所はうまくバランスをたもっていました。

声には出しませんでしたが助手たちは心の中で
(早く手伝ってくれる助手を増やしてほしい・・)
しみじみ感じていました。

そんな助手たちの思いも知らず、
マキさんはぼーっとして眠い目をこすりながら
悲し気な小龍ちゃん達を想像して困っていました。

眠気と支店の手続きで混乱した頭で
ふと(そうだにゃっ!長野の支店で小龍ちゃん達を
雇えばいいにゃっ!)と思い立ちました。
(最初は軽い仕事を任せて、
可愛い子達の好きな甘いお菓子のおやつを、
お手伝いのお礼にするのがいいかもにゃっ)
とても素敵な思いつきにワクワクしてきました。

(そうだにゃ!
地球では食べられないおやつを一緒に食べれば
可愛い子達の満面の笑顔が見れるかもにゃっ!)
そんな楽しい事を考えながら、

早速あややん
マキさんはいつの間にか小龍ちゃん達のマキにゃんの呼び方の
影響であやや様にもあだ名をつけていました(笑)
募集の依頼をして
可愛い小龍ちゃん達の返事を待っていたら、

地球世界の諏訪の神様が
小龍ちゃん募集の話を伝え聞いて、気にして下さって
長野に支店を出すからには支店準備のためにも
長野に住んでいて土地勘のある
小龍達の手伝いがすぐにでも必要だろうとの事で、
長野在住の小龍ちゃん達を派遣してくれました。
面接で雇うのも断るのも任せるよ。小龍達も了解済だ』と
優しいお気遣いの言葉を面接に来た小龍ちゃん達に託してです。

面接に来た
小龍ちゃん達はいい子達で雇うのに全然問題はない子達です。

ですがマキさんはお別れを惜しんで「お手伝いしたい」と言ってくれた
可愛い小龍ちゃん達の事が気になって
全員の雇用を決めかねていました。

雇用を迷っていると
助手たちが「すぐにでも仕事を手伝ってくれる存在を
雇って欲しい」と切実な様子で訴えてきました。

確かに今は猫の手も借りたいほど忙しい時です。

猫妖精二人は基本のんきなので他の助手の方が大変でしたが・・

助手たちの「早く雇ってほしい」との願いも無視できません。
紹介してくださった神様たちにすぐにお断りすることも失礼ですし、
神様のおっしゃる通り、
土地勘のある小龍ちゃんたちの手助けはとても助かります。
それでも本当に雇うべきか決めかねていたので、
最初は仮雇いとしてお手伝いをお願いしました。

小龍ちゃん達はせっせと動き回ってお手伝いを
頑張ってくれました。
マキさんはその様子に更に断りづらくなりました。

(こんないい子達を断れないにゃ。
でも・・支店の話を待っている可愛い小龍ちゃん達に
何と言ったらいいかにゃ・・
今後どうすればいいのかにゃ・・)と思いながら

ビュンビュンと飛んだり、物を飛ばしたりと元気に動き回っている
お手伝いの子達を見つめていました。

マキさんは支店の事、小龍ちゃん達の事、
少しゆっくり眠って考えをまとめる時間が欲しかったのですが
そんな時間を取る余裕も無いまま
準備はどんどん整っていきました。

バタバタと雇った小龍ちゃん達や助手さん達と
一緒に、精一杯色んな事を片付けていく内に

マキさんとタキさんは荷物を運んだり、移転作業は苦手なので
たいして動けていません。
助手さん達の意見では
今の猫妖精さん二匹の一番の仕事は
癒し部分なようです(笑)

マキさんは
(まだちいさい小龍ちゃん達にこの大量の仕事を
任せるのは負担が大きすぎるのでは無いかにゃ?
少しずつ慣れてもらうにしても、
住んでいる場所から
遠く離れた場所に毎回連れてきてもいいのかにゃ?)
との思いがどんどん大きくなってきました。

そうして頑張って支店の準備をすべて終えた後、
皆でやり切って嬉しそうに笑いあっているのを見ていると
精一杯動いてくれた小龍ちゃん達と
一体感を感じて(このまま雇うのがいいかも知れないにゃ)
気持ちが傾いてきました。

(こんなにいい子達を断るのは申し訳ないにゃ)
そのまま雇用を決めました。
内心では可愛い小龍ちゃん達に頭を下げながら。

その後あややんを通して気が引けながらも断ってもらいました。
上手く伝えたかったのですが言葉を選べずに
「お手伝いは手が足りている」
「良ければいつでも遊びに来て欲しい」との
言葉以外が出てきませんでした。

でもその後の返事で小龍ちゃん達が傷ついている事が
伝わって来てとても胸が痛くなりました。
(可愛い子達を傷つけてしまったにゃっ。どうしたらいいにゃ・・
おろおろして困ってしまいました。

もう一度追加で雇える小龍ちゃん達がいないか考えてみました。
新たに雇った小龍ちゃん達がいるので緑龍、白龍、青龍ちゃんは
人数が足りています。
でも黒龍ちゃん、紅龍ちゃんならどうにか追加で雇えるかも
知れないと思いました。

ですがこの当時紅龍の朝陽ちゃんは体調を崩しやすい時がありました。
(朝陽ちゃんは今のおいらの事務所は厳しいかもしれないにゃ)
何人も雇えない事、異次元を渡れる能力がある事を考慮し、
黒龍のすばるちゃんか、久遠ちゃんがいいと思いました。

でも久遠ちゃんはみやどんの家に

そう言っていました。みやどんですか~(^▽^;)

必要な龍なので
すばるちゃんがいいのでは無いかと思いました。

マキさんが断った時のすばるちゃんの返事にも
(悲しませてしまって申し訳ないにゃ)との思いとは別に

(おいらの事をそこまで慕ってくれていたのかにゃ・・)
感動して嬉しくなっていましたので、
(すばるちゃんを是非雇いたいにゃっ!)との
思いがどんどん強くなってきました。

瞬間移動がいつ出来るようになるのかも分からず、
異次元の扉の扱いもすばるちゃんは苦手でしたが
(黒龍なので慣れれば異次元扉の扱いもきっと
大丈夫だにゃっ。
すばるちゃんと働けたら嬉しいにゃっ!)
と、一緒に過ごしたい思いが強くなる一方でした。

マキさんにとって
すばるちゃんは特別な子です。
出会いの時からすばるちゃんに深い絆を感じていました。

お別れの時、黒い瞳に星のようなキラキラした光が宿り
じっと自分を見つめていた事を思うと
すばるちゃんとの縁が切れてしまうのがとても
悲しく感じました。

それで是非すばるちゃんを雇いたいと決意して
マキさんは
すばるちゃんを雇う話をあややんに伝えてもらいました。

(どうかこの話を受けて欲しいにゃ、今すぐでなくとも
時間をおいてからでも来てくれたら嬉しいにゃっ)と願いながら・・・
でもその返事をもらいマキさんはショックを受けました。

すばるちゃんに断られてしまった事もショックでしたが
すばるちゃんの言葉にその通りだと思いました。
(可愛い子達をそんなに悲しませてしまったのかにゃ・・
おいらを慕ってくれていた子達に申し訳ないにゃ・・)

落ち込んで暗くなっていたので
助手さん達が皆でマキさんを慰めようとしてくれました。

雇った小龍ちゃん達も悲しそうなマキさんの姿に
自分の事のように悲しんでいて
タキさんも心配そうにしています。

マキさんは自分の事務所の皆の優しさを
身に染みて感じながら
可愛い小龍ちゃん達と過ごした楽しい時間が
こんな形で終わってしまった
悔いに胸が痛くなりました。

今は支店開設したばかりで忙しくて
行く事は出来そうにないけれど
いつか小龍ちゃん達の元に会いに行き、
色々事情を話して
謝罪した後にまた楽しく過ごす時間を持ちたいと
強く思いました。

今回はここまでです。
猫妖精さん二人は
今回の支店開設ではあまり活躍出来ていませんが
普段の探偵のお仕事では支店を開設が出来るほど
活躍しています。

失せ物探しも犯人追跡も、来客対応も得意なんですが
たまたま小龍ちゃんたちの事や荷物運びが苦手なこと等で
色んな事情でうまく動けなかったようです。

また、長野の神様が紹介して下さった小龍ちゃん達にも
意味があります。
緑龍 1人 その地に根を張り枝を広げて新たな土地になじむのを加速させ、
      癒しの歌を歌って仕事の疲れを癒してくれる龍です。
白龍 1人 その土地の色んな存在との交渉ごとに向いていて、
       明るく前向きな子が多く、気持ちを明るくしてくれる
       龍です
青龍 2人 新たな仕事を始める時にスムースな流れを作り、
      緑龍が根を張った土地に水を注いで
      木を成長させ、浄化も頑張ってくれる龍です。
神様は土地になじめるように三種の龍を派遣して下さったんですね(#^^#)
雇ってから小龍ちゃん達に
その話を聞いたマキさんは神様の優しさに感動していました。
その地に住んでいる小龍ちゃんの方が慣れている分
物事をスムースに運ぶのにちょうど良かったんですね^^

ここからは追加で小龍ちゃんの話を少し載せますね。
小龍ちゃん達はおやつが大好物です。

なので地球外のおやつを働いたお礼に食べられると
マキにゃんから聞いて小龍ちゃん達は
ワクワクしていました。

遠いので全員は行けないだろうけど
お手伝いに行けば食べられるおやつです。

「貰ってきてから増やして皆で山分けしようか」と
まだ決まっていない内からこそこそ話していました。

「地球外のおやつ・・どんな味かなぁ🤤」
「甘いのかな~、形はどんななのかなぁ・・」
「いちごのケーキみたいに美味しいといいよねっ♪」と
とても興味深々でそのおやつを食べるのを
楽しみにしていた小龍ちゃん達。

マキにゃんと働けなくなったので
おやつの話も無くなりました。
小龍ちゃん達は揃って悲しみながら
心の中で
(地球外のおやつ・・おやつがぁ・・)
(食べたかった・・・)とすごくがっかりしていました。

マキにゃんと働きたい気持ちと共に
お菓子が食べられなかったことも
大ショックな小龍ちゃん達でした(;^_^A

小龍ちゃん達は小さい子供なので
他の事に夢中になっている内に
すぐに悲しかったことも忘れてしまったんですが
(すばるちゃんを抜いて)
マキさんはその後も気にして下さっていて
かえって申し訳ないくらいだったんです(;^_^A


次回の黒龍のすばるちゃんでは
すばるちゃんとマキさんの出会いの時の話を
載せますね^^

最後に
イラストイメージが作れなくて
たまたまできた画像がたくさんありますので
追加で載せますね^^
イメージC3.jpg

二枚目
イメージC1.jpg

三枚目
イメージC2.jpg
四枚目
イメージ7.jpg
楽しんで頂けると嬉しいです^^
今回もレオナルドAIで作成しました☆
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