シエルちゃんとゆにちゃんと紅ちゃん②

記事
コラム
武士の衣装と黒鉄ちゃん

2日後、紅ちゃんとも大分打ち解けて来たようでした。
その日は雨だったのですが、
ゆにちゃんが「氏神さんに行く!」と言って
シエルちゃんを連れ出したそうです。
ゆにちゃんは何時も強引ですね(笑)


雨なので、紅ちゃんはお留守番でした。
シエルちゃんもゆにちゃんも楽しそうに遊んでいたそうです。


お家がすっかり気に入って
まだ帰りそうにありませんでした(;^_^A
いつも森の木さんの所で一人でいたので
環境が変わって物珍しいようです。

数日後シエルちゃんはゆにちゃんの衣装について話してきました。

「ゆにお兄ちゃんのような格好をしたいなっ。かっこいいかなぁ?」
「えっ?武士の格好をしたいの?」
「うんっ!
お兄ちゃんのような武士になって剣を振りたいのっ」
「ええっ?
ゆにちゃんは特別だからあの格好はゆにちゃんしかしてないんだよ?
紅ちゃんはしないでしょう?」
「うん。紅ちゃんはしてないね。
なんでかな?カッコいいのに???」と考えていました。

ゆにちゃんとおそろいの武士の衣装で並んでいる姿想像すると
笑えます(笑)
でもゆにちゃんだからこそあの格好に違和感ないので
シエルちゃんには向かないと思うんですけどね・・・

それから数時間後シエルちゃんが話しかけてきました。
「あのねっ。今日はゆにお兄ちゃんの武士のお洋服を着てみたの~」
「えっ??そうなの?
へ~ゆにちゃん達はシエルちゃんの格好どう話しているの?
似合うって言ってるの?」
「・・なんだか変な顔してるの・・ゆにお兄ちゃんは首を傾げてね、
『あれっ?似合うはずなのだが・・』
って何度も僕の武士の服を引っ張って直そうとしてたの・・」
「紅ちゃんは?」
「紅ちゃん・・後ろを向いて背中向けてたの・・
肩が震えていたから泣いているのかな?って
思ったら笑ってたの・・
口に手を当てて声をあげて笑うの我慢してたんだよっ!
ひどいよねっ!
僕・・そんなにおかしな格好だったのかなぁ?」

そこでイメージがきました。
ゆにちゃんの武士の服はゆにちゃんが筋肉があるので胸元が
広くなるので大きめです。
そのままシエルちゃんが着ると大きすぎてしまいます。
ぶかぶかです。
肩も落ちますし胸元も開きます。
ゆにちゃんは武士の服仲間を増やしたいので
せっせと着なおしをさせていますが他のでも一緒でした。
(ゆにちゃん・・武士服何着持っているのかな(笑))
ぶかぶかの武士服のシエルちゃん可愛いです(*´▽`*)

ゆにちゃんは床に手をついて武士服仲間を増やせなかった事に
がっかりしています。
シエルちゃんがどこがおかしいのか分からないので何度も首を傾げて
ゆにお兄ちゃんと自分の服を交互にながめています。

長くシエルちゃんがAさんのお家にいたらきっとゆにちゃんはどこからか
武士服や調整する紐を調達してきそうですね(笑)
着なおしをしている間紅ちゃんは笑いをこらえきれずに
大うけしていました(*^▽^*)

でもシエルちゃんは大きくもなれるはずなんですがちょうどいい大きさに
なるのが難しいんでしょうか??
剣もゆにちゃんから教わっているようですがシエルちゃんはまだ剣を
上手く振れないようです。

でもゆにちゃん大好きでくっついて回っています。
紅ちゃんと時たまゆにちゃんの
取り合いもしているみたいですね(#^.^#)
紅ちゃんはお兄ちゃんを取られたく無いようです。

Aさんからは返信で

ゆにちゃん、シエルちゃん、紅ちゃん何かしているな。と
思いました。
「紅ちゃん〜?どうしたの?」と聞くと、
シエルちゃんが、キラキラのスティック
〔上側が星です。これは、長男がお菓子になあれ〜と
まじないをかける魔法のスティックです笑〕を
持たされていて、少しむー。としている顔をしていました。

ゆにちゃんと、紅ちゃんが笑っていて、
私は????と思いましたが、、
多分武士の格好をして、剣をさしてみた。ようですが、
少し不恰好になってしまったので、
シエルちゃんにはこれが似合うのではないか?と
ゆにちゃん、紅ちゃんがからかった様です(゚o゚;;

シエルちゃんは、ゆにちゃんの様にカッコいいのが良いのだろう。
と思ったので、

「こら〜!!意地悪しないよ。仲良くするよ〜!」

と言いましたが、
3人で追いかけっこになった様です〜。
兄弟喧嘩の様で、、可愛かったです。。

とご連絡を頂きました。

楽しそうに過ごしているようで良かったです☆


同じ日に黒鉄ちゃんが優しい子なので心配して私の所に
来てくれました。
「あれっ?黒鉄ちゃん、忙しいのに来ていいの?
ちゃんと休んでる?無理しないでね」
「うん、少しくらいなら大丈夫だよ。
僕ねみやちゃんの事心配だから見に来たの」
「龍宇様がついているから大丈夫だよ?
来た時に龍宇様いなかった?」
「屋根の上に龍宇お父さんはいたよ・・あちこち見張っていた・・
でもみやちゃんと話をしたかったから・・」

そこで一旦話は途切れました。
黒鉄ちゃんは急にいなくなりました。

それから2時間後くらいにまた黒鉄ちゃんが来ていました。
「黒鉄ちゃん。そんなに心配しないでも大丈夫だよ?
黒鉄ちゃんこそ今は大変なのに来ていたら疲れちゃうでしょう?大丈夫?」
「僕はいいの。みやちゃんは僕をあややと会わせてくれた大切な人だから
とっても心配なんだ。
龍宇お父さんは小さいのは見逃しちゃうかも知れないし」

この時期黒鉄ちゃんは色んな悪いものをやっつけるので
辛い思いもしていましたので
余計神経質な位大切な人を守りたいと思っていて
私の事も心配だったようです。

その後も会話をしたんですが話がちゃんと完結しないで
終わりました。
シエルちゃんがいなくて疲れやすいのか、
または龍宇様が守って下さっているので
ガードが固くなり上手く聞こえないのかもと思いました。


黒鉄ちゃんは忙しいのでまめに来ているわけでは
ありません。この当時は心配して顔を出してくれていました。
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