都内の洗足池公園というところを散歩しました。
この週末は天気がよくて絶好のお散歩日和でした!
私は薄いピンクが好きなので、
毎年このシーズンをとても楽しみにしてるんですが、
コロナが来る前は、お花見といえば地元の桜祭りかピクニックの
イメージでした。
桜と合うワインだの、屋台で羊肉の串焼きだのとワイワイしながら
楽しむという。
ここ数年は、散歩してじっくり眺めたり写真に残すようになりました。
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」
(在原 業平)
恋をすればフラれるし、どんなに愛しても永遠ではないし、
あなたを好きになったことでどれだけ傷ついたり激しくなったことか…。
そんな憂いを桜に例えた歌です。
葉桜もきれい。
白鳥とサクラ
公園内に神社がありました。
池に浮かぶ花びらたちよ…
春のエネルギーを感じます。
花が咲いて葉が伸びて、公園全体がパワフルに満ちてるんじゃないかと。
桜見はもう今週までですね。
因みに、桜の花は「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」の化身だといわれて
います。
美と儚さを象徴する、日本神話に出てくる女神です。
そうは言っても、夫であるニニギノミコトから浮気を疑われ、怒り狂って
火炎が燃え盛る産屋の中で3人の子を出産したという、
ただ美しいだけではない真の強さを併せもつ女神様だそうです。
コノハナサクヤヒメが祀られた神社は、富士山本宮浅間大社や
東京の多摩川浅間神社、他全国にあるようです。
富士山と桜、最高のロケーションですよね。
そして、恋愛・縁結び・出産などの女性の幸せを司る女神様です。
神社で祈願するのももちろんありですが、ご神体でもある桜の花に
想いをのせてみるのもよいでしょう。