チラシデザインのコツ!集客に繋がる効果的なチラシの作り方

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デザイン・イラスト

デザインの概念を考える

デザインを作る際にまずやるべきことは、チラシやフライヤーの構成を考えることではありません。最初にデザインの概念について考えることが大切です。

周囲を見渡してみると、世の中にはデザインが溢れていることに気づくはずです。住宅やビルといった建築物はもちろん、普段から何気なく手にしている文房具類や食器など、すべてはデザインなくして成り立ちませんよね!

では、「良いデザイン」とはどういうものを言うのでしょうか?
そのポイントは、単に感覚的な美しさを感じられるかではなく、いかに優れた機能を備えているかという点にあります。

デザインの概念

これをチラシやフライヤーに置き換えると、見る人にとって「見やすさ」「分かりやすさ」の高いものこそが、良いデザインだと言えます。いかに美しく見えても、見づらく感じたり、何を伝えたいのかが分かりづらかったりするチラシやフライヤーは「良いデザイン」とは言えませんよね。

このように集客率の高いチラシやフライヤーは、見やすく分かりやすいことが大前提となります。デザインを作る際には、この概念をしっかりと念頭に置いておきましょう♪

集客効果のあるチラシデザインとは

何かの商品に関するチラシやフライヤーを作成する場合、商品写真は必須アイテムです。これは、恐らくチラシの作成経験をお持ちでない方も想像できますよね。

しかしいざ写真を用意しても、悩んでしまうのが「その写真をどのように配置すれば良いのか」ということ。
複数の商品をチラシやフライヤーへ掲載する際に大切なことは、1~2点の商品をピックアップして掲載するということです。

画像の大きさ

例えば10個の商品があるとします。どれも宣伝したいという思いから、1つのチラシに全て同じサイズの写真を掲載したいと考えるかもしれません。しかしそれでは結局、どれも見る側にとって印象に残りづらくなってしまいます。

そのため、複数商品を掲載する場合には、ピックアップした商品数点を大きめの写真で掲載してください。そうすることでメリハリが生まれ、「何がイチオシなのか」といった情報が分かりやすくなります。

人間の心理を利用したチラシレイアウトを考える

人が何かを読むとき、誰しも共通している点があります。それは「視線」です。

例えば、横書きの紙面ならば左上から右上、そして真ん中を経て左下から右下と続きます。縦書きであれば右上から右下、真ん中を経て左上から左下へ。これは、チラシやフライヤーを見るときも同じ。横レイアウトのチラシの場合には、最初に視線がいくのが左上となっているのです。



そのため、最初に読まれるチラシやフライヤーの上部には、必ずタイトルやキャッチコピーを配置します。このとき、先に述べたピックアップ商品も合わせて掲載すると効果的です!

最後に連絡先やクーポンなどを配置することによって、自然な視線の流れで紙面を見ることができます。そうすれば、チラシに掲載された情報が自然と見た人の頭の中へと入っていきます。

商品に関する情報を細かく明記する

なかなか集客に繋がらないチラシやフライヤーの特徴として、デザインにこだわりすぎて情報量が少ないということが挙げられます。
チラシやフライヤーで集客を目指すには、手に持てるサイズの小さな紙面にできる限り詳しい情報を記載する必要があります。


例えばファッション関連の商品を掲載する場合、対象となる商品のサイズ(胸囲、着丈など詳細に)や質感は大切な情報です。これらを記載することで、見ている人はより具体的に商品そのものをイメージすることができます。
あるいはセミナーや教室などの宣伝ならば、取り組む内容やカリキュラムなどを簡潔かつ詳細に説明を心掛けます。

「チラシやフライヤーを活用して集客する」ということは、実物(あるいは現場など)を見せずに集客するということです。そのため、しっかりと対象となるモノについて情報を記載し、イメージしてもらわなければなりません。

とはいえ、文字情報ばかり敷き詰められていては、読むことすら面倒に思われてしまうでしょう。あくまで必要な情報を整理し、写真やイラスト等を交えながら見やすく配置することが重要です。

紙面にワンポイントをつけてアピール

よくスーパーのチラシで、ふきだしに「特売!」と書かれたものを見かけますよね。これは、チラシで集客率を上げるうえで効果的な手法です。

紙面に強調されたワンフレーズを入れると、読者の目はそこへ引き寄せられます。特に伝えたいアピール情報がある場合、効果的に注目度を上げることができます。

このときコツとして、あまり派手になり過ぎないことが大切です。シンプルだからこそインパクトが増してくるんですね。装飾するのではなく、色や大きさ、文字の太さなどです。

尚、ふきだしを使用するときは、文字のバランスと適度な余白を心がけています。中心からずれていたり、ふきだしいっぱいに文字が書かれていたりすると、全体的なデザインの美しさに欠けてしまうので注意が必要です。

チラシやフライヤーのデザインを作成する際は、あくまで客観的に「見やすさ」「分かりやすさ」に重点を置くことで、読み手の欲求を引き出すことができます。

最後になりますが、デザイン制作なら是非チラポスにお任せください!
ご拝読ありがとうございました。


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