なぜ男性はLINEをめんどくさがるのか。

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いきなり「男性」と主語がデカいですが、今回は電子書籍のサンプルも兼ねているため、あえてこのように表記しようと思います。

一説には人間の脳はこの一万年のあいだ、進化していないと言われています。
IT技術はすさまじい速度で進化しているにもかかわらず…です。

つまり技術は進化して私たちの生活が変わったとしても、それに適応できるかどうかは開きがあります。

通信技術が発達したのはここ数十年の話です。
日本で始めて携帯電話「ショルダーホン」が発売されたのは1985年。
ガラケーが普及し始めたのは1990年代。
無料通話アプリLINEがサービスを開始したのは2011年。
内閣府調査によれば2021年のスマートフォンの普及率は88.6%。

つまり人間がスマホでこまめにやり取りするようになってから今まで、十数年しか経っていないのです。

現生人類(いまの私たちのような人間)であるホモ・サピエンスが登場したのが約40万年~25万年前であることを考えると、いまさっきのできごとです。

男性の恋愛観は、基本的に短距離走のシングルタスクです。
彼女とコミュニケーションするときはそれだけに集中するし、そうでないときはひとりで仕事やら趣味に没頭しています。
やるときはやる、やらないときはやらないのが男性です。

しかし女性は長距離走のマルチタスクであり、好意を持った相手に対してはいつも存在を感じていたいところがあります。
おはようのLINEからおやすみまで、できれば電話も交えつつ…ということが多い。

男性は基本的にひとつのことしかできませんから、オン・オフが非常にはっきりしています。
だから何かをしながらLINE…ひいては彼女にも気を配ることが苦手です。
ちまちま数十文字のラリーを繰り返すより、電話でまとめて聞かせてほしいと思うのが心情ではないでしょうか。私はそうです。

つまりLINEは長距離走・マルチタスクな女性には向いていても、短距離走・シングルタスクの男性には相性が悪いと言えます。
そうなると「LINEめんどくさい」な男性をどうやってLINEに興味を持たせるかが重要になります。

逆に男性が女性を口説きたいのなら、本来は苦手なLINEであってもこまめに返事し、常に女性に気をかけることが必要となります。
モテる男性はそれができるのだと思います。私はむりです。
つまり私の脳は他のホモ・サピエンスの例に漏れず、全然進化していないということになります。

男性はこまめなLINEをしたくないし、女性はしてほしい。
そうなるとどちらかのルールに合わせるしかありません。
つまりどちらが恋愛の主導権を握るかということに。

恋愛には上下関係があります。
LINEという狭い範囲の話ではなく、LINEも含めてどうやって自分が上の立場になるかが大事なのです。

私の人付き合いが悪いのも、スマホのある現代に適応できていないから…ということで、どうかひとつ!

ダメ?
そっかぁ…。
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