HHKB Studioが最高な話

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私が以前から愛用している、HHKB(ハッピーハッキングキーボード)というキーボードがあります。

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↑こんなやつ。

これがもう、ものすごく使いやすくて大変重宝しておりまして。

おそらくこれを見たとき、多くの方は「ボタン少なくない?」と思うはず。

そう、一般的なキーボードはこんなやつなのです。↓

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右側にテンキーやら矢印キーがついているのが、いわゆる「フルサイズキーボード」というもの。

しかし最初に紹介したキーボードは、それを“キーマッピング機能”と“コンビネーションキー入力”の2つの機能でカバーしています。

通常なら、「A」というキーを押しても、そのままAという文字が入力されるだけ。
しかしHHKBは、「Fn」キーと「A」キーを同時に押せば、他のキーを入力したことと同じ扱いにできるのです。

たとえば

・Fn+KでHomeキー
・Fn+<でEndキー
・Fn+Pで矢印の↑キー

というように、キーの少なさを他のキーと組み合わせて使うことでカバーすることが可能になっています。

だからHHKBはテンキーも上下左右の矢印キーもありませんが、「まるで“あるかのように”」使うことができるのです。

すばらC。


去年10月25日、そんなHHKBに新型が発売されました。

発売されちゃったかー。

ほんなら買わんとアカンな。

ということで買ってしまいました。

それがこの、「HHKB Studio (ハッピーハッキングキーボード・スタジオ)」

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従来のHHKBの機能はそのままに、キーボードの真ん中にトラックポイントがついています。↓

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これがあるおかげで、わざわざマウスに触らなくても、マウスポインタ(画面上の矢印)を移動させることができます。

しかも一番下にあるボタンは、それぞれマウスの左ボタンと右ボタンの役割を持っています。↓

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つまりマウスがなくても、ある程度の作業ならできてしまうということに。

これひとつでキーボードとマウス機能を兼ね備えているわけだから、極端な話、もう机の上にはこれさえあればいいのです。

すばらC(2回目)。



そして私が一番気に入っているのが打鍵感です。

打鍵感とは、キーを押したときの音や指に伝わる感触などの押し心地のこと。

一般にはあまり馴染みがないかもしれませんが、キーボードのキーというのは、色んな種類があります。

・あえてカチャカチャと大きな音が鳴るように作られているキー
・音は小さいけれど、押したときに抵抗感があるキー
・音が小さく、押したときの抵抗感もない。押せばスッと下に落ちるキー

そんななかでこのHHKB Studioに搭載されているキーは、最もクセがなく、素直に反応してくれるリニア軸というものが採用されています。

これが非常に使いやすくてですね…。

押したときに自己主張なく、「コトコト」っと音が鳴る。
まったくの無音ではないから、キーを「押した」ということは分かる。
押したことが分かり、なおかつ、うるさすぎない。

またキーを押したときの抵抗感もなく、指に力を入れたらストンと下に落ちてくれる。

これがもう楽しくて、とにかくキーボードで文章を打ちたくなります。
(だからこうやって記事を書いているわけです)

仕事と作業がはかどるし、机に向かうのが楽しくなる。
おかげで今日は休みの日なのに家から一歩も出ていません。(出ろ)

そんな素晴らしいキーボード、お値段は…

44000円。

たっか。

来年の確定申告で、この分は経費で落とすことにします。

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