善か偽善か。

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コラム

ちょっと大きめの駅のそばを歩いていると、学生さんたちがボランティアで募金活動をしてることってありますよね。

私は見かけたら、なんとなく募金することにしています。

でも別に世界平和のためだとか、なにかに貢献したいだとか、そんな崇高な理由ではありません。

理由は単純明快で「こんな死ぬほど暑いなか立ったままで声を出し続けているから」。

私だったら正直できない。

きっとすぐに冷房の効いた室内に逃げたくなっちゃう。

だから私は「こんな状況で頑張っているのなら、それに対して報奨があって然るべきだ」と、つい考えてしまいます。

頑張っている子たちには、なにかご褒美がないとね、という気持ち。

それぐらいの感覚で、小銭をポイッと投げています。

だからそのお金がどう使われるかは知りません。

目的のために有効活用してくれるなら結構なことですが、別にこっそり缶ジュースを買うために使ったとしても、全く気にしません。

なぜなら私は学生さんたちが掲げている目標・目的のために金銭を投じたのではなく、「学生さんたち自身に」そのお金をあげたからです。

もっと言えば、私があげたかったから勝手にあげただけ。

なので感謝の一言もいりません。

私の行為が善なのか、偽善なのかはわかりません。

でもまあ、あんまり小難しいことは考えなくていいかな、と思っちゃうのでした。
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