先日10月1日で緊急事態宣言が解除され、体感的ですが街を歩く人の数は増えたように感じます。
ついこないだの土日なんかめっちゃ人多かった。
ワクチンの2回目接種率も10月3日時点で55%を超え、コロナ収束に向けて世間が変わりつつあるイメージ。
…は良いのですけど、ここで一つ思い浮かぶことがあります。
「マスクはいつまで着けるの?」
ということ。
むしろ、
「マスクに慣れすぎてもう外したくない」
という人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな、マスクを外す・外さないのお話。
マスクには色んな効果があります。
コロナを始めとした感染症対策として有効なのは言うまでもありませんが、
「顔の大部分を隠してくれる」
という最大の特徴があります。
それはつまり、
・顔の輪郭、二重あご、鼻の形、ヒゲの濃さ、口臭、歯並びといったコンプレックスを隠してくれる
・その上で、単純に顔の下半分が隠れていると美しく見える
・化粧が楽になる
ということでもあります。
2つ目の特徴「隠れていると美しく見える」にはちゃんと根拠があり、
「人は目に見えない部分を勝手に想像して補う」、理想化という心理が働くのですね。
ざっくり言えば、
「マスクで隠れてるけどきっと美人に違いない!」
と勝手に期待し、
素顔を見て
「そうでもなかったな…」
と勝手にガッカリするということ。
勝手に期待されてもたまったものじゃないんですけどね!
しかし、その「周囲の勝手な期待」は少しずつ本人へのプレッシャーになってしまいます。
初めからマスクなど着けていなければそんな感情など抱かなかったのに、コロナ渦になって約2年間「マスクを着けるのがあたりまえ」の生活が続いたがために、今では素顔で外に出かける方が抵抗を感じてしまいます。
ガス閉めた、戸締まりした、スマホ持った、マスク着けた…が当たり前。
そんな中でマスクを着けず素顔で外に出るというのは、人によってはなかなか勇気のいることです。
恐らく、コロナが収束しマスクを着けない人が大多数の世の中になっても、マスクから離れられない人は相当数残るのでは…と考えています。
最終的にマスクはファッションアイテムとして生き残っていくような気さえするほどに。
マスクから離れるには
いずれマスクが絶対必要という世の中でなくなったとき、それでも着け続けるか、思い切って素顔で出かけるかは個人の自由です。
しかし、「外したいけどためらってしまう」という場合は、ある程度段階を踏んでいく必要がありそう。
・初めは誰も知り合いがいないところで外す
・いきなり全部外すのではなく、鼻だけ出してみる
・最初は親しい人の前でだけ外す
いずれにせよ、ゆっくり時間をかけながら慣れていくのが良さそうです。
今はまだマスクが必要な世の中ですが、いずれ来る時に備えて心の準備はしておいても良いのかも知れませんね。(おわり)