占ってみた 自動車の自動運転技術は日本の物流・運輸業界を救うことができるか
記事占い
こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
今回は自動車の自動運転技術を取り上げてみました。
2024年問題が迫る中、少子高齢化によって物流・運輸業界には大きな問題
が発生しています。
地方の問題ではなく、都会も含めて日本全体の大きな課題となっており、今
後も課題解決のための取り組みが模索されています。
そんな中で自動運転技術はこうした問題解決の手段として注目されています。
さて、自動運転技術は日本の物流・運輸を救うことができるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、力のカードの正位置が出ています。
力のカードの正位置は力量や意志、不屈や理性、自制や実行、知恵や冷静、
忍耐や潜在力といった意味があります。
手段として部分的には有効性がありますが、2024年問題を解決できるだけ
の力は残念ながらありません。
これは当然の話ですが、自動運転に限らず課題解決の手段は導入から定着
までにかなりの時間を要します。
即効性を求める意見もある中ではかなり時間をかけて辛抱強く技術を育成
し、解決手段として有効なレベルまで技術を育てることが大事になること
を意味します。
技術だけでなく、道路行政の問題、更には社会システムそのものや法規制
といった問題、サービスを受ける受け手側の問題もあります。
仮に自動運転がかなり進んだといっても完全省力化ができるわけでもなく
、制御技術の実態を考えると無事故想定は難しい現実もあります。
一番の阻害ファクターは人間です。
特に高齢者や子供といった人たちが自動運転が前提の道路でルールを守り
、安全を担保できるかも議論となるでしょう。
また、自動運転化は自動車に留まらず、航空機や船舶や鉄道といった交通
システム全体に波及していきます。
いずれは当たり前のシステムとなるでしょうが、そこに行きつくまでのプ
ロセスはかなりしんどいものになることを暗示しています。
次に環境条件ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置は公正や公平、善行や誠意、善意や平等、両立や調
和、理性やバランスといった意味があります。
やはり、自動運転技術の障害要素となる気まぐれな人間の対処をどうする
かがカギとなるようです。
カードが示す通り、善行や誠意や公正というワードが示す、ルールを守る
が前提にあります。
また、法規制による縛りも重要となりますが、人を守ることではなく、あ
る意味システムを守る側に振られていく要素も出てきます。
システムも完全ではなく、問題や不具合があることを前提とする限りは人
の気まぐれは命取りとなります。
また、公共性と個人・企業の利益の両立といったものも重要です。
これは「お客様は神様」といった思想を捨て、サービス提供者も受ける側
も公平な立場でシステムが創られることを意味します。
日本で横行する客優位のビジネス目線をどう突き崩すかも課題です。
様々な日本のこれまでの慣習を壊す形でなければ、自動運転技術による変
革は難しいということを意味します。
かなり難しい課題も抱えての自動運転技術ですが、やりようによっては経
済を更にボーダーレスにするチャンスにもなります。
日本はその大きな実験場として一番相応しい場所になります。
小さな利権や既得権益で判断することがないよう進めていくことが本当に
問われる課題となるでしょう。
