占ってみた 選択的夫婦別姓制度は導入できるか

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こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は保守派の人たちによる反対が激しい選択的夫婦別姓制度が導入でき
るかを占ってみました。
世論では多くの人たちの賛成もある中で家族制度の重要性を訴える保守派
の反対によってなかなか議論が進まないところがあります。
さて、そんな中で制度導入に道が開けるのかを占ってみました。

写真は鑑定の結果となります。
左側が今の状況、真ん中が制度を取り巻く環境状況、右側が結果となりま
す。

ます今の状況ですが、ダイスは土星を示しています。
土星は出生や努力、遺産や忍耐、規律や自制、思慮といった意味があり、
制約や責任を表し、地道な努力で現実に向き合う力を表すとされます。
ダイスが示す通り、現時点では議論を行う努力は続いていますが、双方の
歩み寄りができていない状況にあります。
また、制度賛成派も反対派も議論の根底に家族・家というものが存在し、
そこを起点とした思考の構築がなされていますが、伝統的な立場だったり
、家系を守るといったものへの拘りがあって、双方の言い分の差があまり
にも大きく進まない状況が見えています。
議論の根が同じところにあっても、立場や状況を自身の最適な状態として
思考する方向性があるために、議論の方向性が定まらない状況です。
制度の変更は規律であり、思考の歩み寄りは思慮であり、議論の膠着は忍
耐であり、そもそもの姓と家系という考え方が遺産であると考えると、土
星の示す状況はそのまま今の状況を示していると考えられます。

次に制度を取り巻く環境状況ですが、ダイスは宝瓶宮を示しています。
宝瓶宮は反逆や人道、想像力や友好的、独創性や奇抜といった意味があり
、知識を習得することを好み、時代の最先端を歩む傾向を示すとされます。
今の日本の家族制度の在り方や夫婦の在り方、男女平等の原則といった意
味合いが議論の原点にありますが、夫婦別姓の本来の姿とはちょっと異な
った議論の方向性になっていることを暗示しています。
前述の通り、家系を守る考えと伝統との別視点同士の考え方のぶつかり合
いになっていて、保守と革新の戦いのように見えて、実は古い概念の解釈
同士のぶつかりあいになっている、そんな複雑な背景を示しています。
家系は男系優先の考え方と家系・血統を残すという考え方のぶつかり合い
です。
おそらくこの議論をしている間は議論が進む方向はないでしょう。
もっと、考え方を柔軟にするような方向性や奇抜とも思えるような、古い
制度概念ではなく新しい制度概念も含めた制度設計と議論を行わない限り
は進んでいくことは難しいことを示しています。

次に結果ですが、ダイスは数字の5を示しています。
数字の5は子供や創造的な事、嗜好や趣味や自己表現といった意味があり
、生活上の趣味や娯楽などを表すとされます。
だいぶ先の話になると思われますが、選択的夫婦別姓についての議論はも
っと別の観点で進んでいくことを表します。
今後少子高齢化が進む中では、既に従来の家族制度や家や家系といった概
念に拘った議論や制度、社会構成の考え方で維持ができなくなっています。
そもそも、今の姓を巡る制度は一般的な制度のスタートからまだ150年程
度しか経過していません。
それ以前は武士までの限られた階級の人たちだけの姓でしたので、そうい
った考え方自体も人間の歴史の中で考えれば一瞬の話です。
また、今後は外国人との婚姻や養子縁組、同性婚を含めた家族の在り方の
変化もあり、議論の論点と方向性をもっと変えていく必要も出ます。
海外では元々の制度として別姓が当たり前で、同性にはできない国(韓国
など)もあります。
また、欧州では合成姓(佐藤鈴木)が認められた国や、そもそも姓という
概念がない国(アイスランドなど)もあります。
男女のどちらに合わせるかではなく、別の考え方や在り方、婚姻によって
全く別の姓を選択してしまうなど、あらゆる方向性も考えていかなければ
ならないかもしれません。
おそらく、そうした考え方をダイスは示しており、子供にどのような姓を
背負ってもらうべきか、そういった観点で考える必要があるということを
示しているように感じます。

まだまだ制度自体の根本的な指向性を考えていき、本当に必要な考え方を
構築して議論を進めていく必要があるでしょう。
単純な解決ではなく、多くの人の立場で納得いく形でなければ難しく、今
までの概念に囚われていては何も進まないだけでなく、姓という制度も含
めて家族の概念が崩壊することになるでしょう。
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