占ってみた トマホークミサイルによる先制攻撃態勢は効果があるか

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こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は政府が購入を決めたトマホークミサイルが先制攻撃の手段として効
果があるかを占いました。
米国製の巡航ミサイルであるトマホークはブロック5という最新型のもの
ですが、原型は1970年代に設計が行われたミサイルでブロック5は制御の
システムが最新となっています。
射程3,000km程度、主に艦艇や潜水艦からの発射を前提としたミサイルで
す。
さて、トマホークの配備によって対象となる中国・ロシア・北朝鮮などの
国々に対して、抑止効果は発揮できるのでしょうか。

写真は鑑定の結果となります。
左側が日本の国防の状況、真ん中が日本を取り巻く極東の状況、右側が結
果となります。

まず日本の国防の状況ですが、ダイスはノースノードを示しています。
ノースノードは教訓や困難、発展や成長といった意味を持ち、精神的な向
上と成長の時期を表し、良い転機を示すとされます。
現時点は日本の周辺状況は中露を中心とした軍事的な行動が顕著になって
おり、軍事的な緊張がどんどん大きくなっています。
これに対する国防の考え方も米国との同盟一辺倒ではなく、NATOや豪州
などとの協調体制を構築することで対処しようという方向になっています。
日本にとっては戦後体制から大きく変化した状況が進んでいます。
トマホークだけでなく、直接的な国防だけでなく経済や産業なども含めた
総合的な防衛政策に転換しています。
ダイスが示しているのはこうした方向でしょう。
精神的な向上と成長は、戦後体制からの脱却だけでなく、価値観が近い欧
米との協調による集団的な防衛体制への転換といった意味があります。
戦後体制については非武装中立といった考え方も含めて脱却していくとい
う意味になります。

次に日本を取り巻く極東の状況ですが、ダイスは天秤宮を示しています。
天秤宮は調和や公平、平和や優柔不断、総意や丁寧といった意味があり、
社交的で調和を好みバランスを重視した判断を行うという意味があります。
まだ現時点ではバランスを大きく崩すような動きはありません。
これは日本だけでなく、中国なども同様な考え方です。
ロシアは極東に関わる余裕はなく、北朝鮮は米国との交渉だけが目的であ
る限りは今以上の動きはしてきません。
米国も同様に極東でバランスが崩れることを善しとはしていません。
ただ、米国が矢面に立って対峙することは避けたいのが本心で、日本や豪
州など中国に近い位置にある国が一次的に防衛を行うべきという考え方へ
シフトしています。
現時点ではトマホークが配備されることでのバランス変化はありません。
中国にとっては本来米国が持っているミサイルが、所属が日本になるだけ
のことで、数的な変化があまりない限りは大きな抵抗はしないでしょう。

次に結果ですが、ダイスは数字の7を示しています。
数字の7は血縁や行動、腐れ縁や因縁といった意味があり、対人関係も問
題や家庭内の問題など難しい課題を表すとされます。
トマホークの配備はむしろ国内や防衛省の内部、更に米国などの同盟関係
にある国との関係性で課題が生じるのではないでしょうか。
国内では防衛力強化に反対する勢力があり、これらは少なからず中露など
の支援を受けた形で活動しています。
中国が矢面に立って反対しなくてもこうした勢力が一定数あれば事を進め
る上では抵抗力となります。
また、攻撃的な戦力や態勢を防衛省・自衛隊は執ったことがありません。
法的な制約や運用上の課題、費用や実際の管理など制約も大きい中で、実
効的な体制を作るにはかなりの労力がかかるのではないでしょうか。
また、今後の防衛協力はNATOのような地域間、相互協力が前提となり、
今ドイツが困惑しているように、中国と距離的に一番近い位置で対峙する
日本は一次的な防衛責任を負う方向になるでしょう。
そのために、トマホークだけが最適解なのか、それとも米国が持つ様々な
兵器体系をそのまま日本が引き取って対応していくのか、そういったこと
もこれから課題になるかもしれません。
核兵器を持つようなことはないとしても、米中の対立を日本が前線で受け
もつ関係となり、大きな経済負担になっていく可能性もあります。

いずれにしても日本の選択肢が米国だけでなく、NATOや豪州やカナダな
どとの協調防衛体制が前提になります。
日本がフランスや英国のような立ち位置を米国から要求され、ドイツのよ
うな悩みを抱えていくようなことになりそうです。
日本としては他に選択肢がない以上はこれで進まざるを得ません。
後戻りできないために、どこまで日本が態勢を整えるかがカギとなること
は間違いありません。
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