インターフォンから通知

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IT・テクノロジー
私は聴覚障害者で、補聴器をしていてもインターフォンの音はまったく聞こえません。
安い品物の場合には宅配便などは住所欄の2行目に「(宅配ボックスへ)」と書くことで、インターフォンなしに皆さん配達してくださいます。
ただ、最近宅配弁当を始めたもので、どうしても対面で受け取らなければなりません。
そこで、インターフォンを押すと、Slackに通知が飛ぶようにしました。
インターフォンのボタンに抵抗膜センサー(押すと抵抗値が下がる)を貼り付けて、抵抗で分圧してマイコンの入力につなげます。マイコンでは、抵抗値が下がるのを待っていて、下がった瞬間にSlackのWeb Hookに対して通知を送ります。
するとiPhoneやMacに「玄関からの通知です」とメッセージが出るようにしました。
汎用の抵抗膜なので、少し強めに押さないといけないですが、無事動作しました。
聴覚障害に限らず、暮らしの中の不便はちょっとした電子工作で解決することが多いです。障害者用機器は結構お高いのですが、それは強度とかいろいろな状況に対応するためにとても多くのテストなどを積み重ねるせいです。でも、特定の機能に対応した単純なものなら自分で作れることも多いです。

「こんなことが電子工作でできないだろうか?」

と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。

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