▼照明の重要性
現在はLEDが主流となり、白熱電球や蛍光灯の時代から照明器具は大きく変わりました。LEDならではの省エネ性、寿命の長さ、光の色を変化させることができる調色機能や、明るさの調節ができる調光機能など機能性も向上しました。
まず、照明器具の種類は大きく5種類ほどあります。
・シーリングライト
・ダウンライト
・ペンダントライト
・スポットライト
・間接照明
などがあります。
その中でも自分たちで手軽にお部屋の雰囲気をガラッと変えるのに有効なのは
[ペンダントライト」や[スポットライト」
その次に有効なのが「間接照明」になります!!
しかし間接照明をお部屋に取り入れる場合には、建築工事が必要な場合もあるので、おすすめはペンダントやスポットライト、フロアランプなどになります。
照らしたいものに灯りが当たるように照明器具を置くと、空間にメリハリが出てお部屋全体が洗練されて見えます。
しかし、残念なことに、日本の住宅によくあるのは、部屋の天井に1灯だけついてる「シーリングライト」と呼ばれるお部屋全体を照らす照明です。
これを『一室一灯照明』と呼びます。
この一室一灯照明は空間全体を均一に照らす灯りで、室内の見えやすさや快適性は得られるものの、落ち着く心地よい雰囲気を作り出すことは難しい照明になります。
ご存知の方も多いと思いますが、私も学生時代に建築を先行していた関係で『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎)という本を読んで、光と影が空間にもたらす美について大変感銘を受けました。
私も、インテリアコーディネーターとしてお施主様と電気配線計画の打ち合わせをする場合は、使い勝手を考えた電気配線と、寛ぎ心地よさを求めた照明器具の選定を意識して行っています。
しかし、お客様の中には、とにかく明るく、見えやすく、暗いのは嫌だとおっしゃられる方もいらっしゃいます。
そのような方には、無理やり間接照明や、間接照明や、ペンダントライトフロアランプなどを用いた『多灯分散照明』を進めることは致しませんが、、
これから家を建てられる方や、リフォームされる方、
またお部屋の模様替えで照明器具を変えようかなと思っている方にはぜひ、
『リラックスできる心地よく感じることができるお部屋作り』
に照明がもたらす効果は大きいということを知っておいてもらえたら嬉しいです。
▼照明器具をインテリアスタイルで選ぶなら
照明器具をインテリアスタイルに合わせて選定すれば、お部屋のテイストがより強調されお洒落になるのでおすすめです!!
【シンプルで明るい感じが好きなら】
・白色、淡い色、マット系
【かっこいい、モダン、高級感のある感じが好きなら】
・黒色、ダーク系、ゴールド、鏡面
【ナチュラル、カジュアル優しい感じが好きなら】
・木調、明るい色、ホワイト
【インダストリアル、ブルックリン、男前インテリア】
・寒色系、黒、スチール系
ペンダントライトや、フロアライトなら自分で取り替えが可能!!
手軽にお部屋のイメージを変えることができるアイテムなので、ぜひ参考にしてみてください。