😰🤜🤪👿👹👉「令和水滸伝」~嫌なことばっかり、そうだ国をつくり直そう!~☆9「風間家に行く前に、話し込んでるの長いって」

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☆9「風間家に行く前に、話し込んでるの長いって」

 「ああ、アンジェ久しぶり」
   一同は、
   『ルカ(さん)が、分かり辛くて名前縮めた』
    と、思った。

   ルカはアンジェリカを指して
 「こちらアンジェ・・」
 テルがすかさず
 「アンジェリカ」
 「そうアンジェリカさん」
 「みんなは知っているけど、こちらは新メンバーの照ちゃんこと
天野照子さん」
  「よろしくお願いします」
  「こちらこそよろしくお願いします」

 「アンジェ、本名・・・何だっけ?」
  「もと安藤健一郎(アンドウケンイチロウ) 現在は安藤麗奈(レナ)です」
 「あぁ、そうでした。失礼しました。ところで、アンジェちゃん保育士の
資格は取れた?」
 「安藤麗奈でなんとか取れそうです」
  「さすがにアンジェ・・・リカじゃ、無理だけどね。・・・
何かでは使えるようにしたいな・・」
 「ルカさん、青也さん、虎皇(コオ)さんのおかげで」

 青也、照子に向かって
 「虎皇(コオ)さんはルカさんのお兄さんで、弁護士さんです」
 「私達みたいなのが、夜の仕事だけじゃなくて幼稚園の先生や
保育士さん、看護師、 IT 産業いろんな所に入れるように
力を貸してくれたから、みんなも喜んでます」

 「そんなの普通。人手が足りないのに入れない方が変でしょ。
そもそも男だの女だの、さらに小学校から中学校、高校、大学そして
企業への就職ルートも、ちょっと変わってたら全て夜の仕事、
ちょっと外れたらバイトか派遣なんて乱暴じゃない? 
逆にごめんなさいだよ。美容系や芸術面だったら入りやすいんだけど、
人手が足りないところにしか入れられない。
本当は希望するところに入れるようにしたいンだけど、なかなか・・・」

 「企業、公(オオヤケ)、世間、社会相手ですからね」
 「それでも昔に比べたら、味方も増えたし」
 「社会や世間が分かってくれ始めてる」
 「それでも言われてるほど差別はなくなってないよね。
日本人って差別的なのかな?」
 「自分に誇れるモノが無いから優越感に浸りたいンじゃないのか」
 「どの国だって差別はあるし、アニマル脳は優位に立ちたがる
傾向にあるから」
 「旧人類的アニマル脳が多いってことね」
 「特に公選者公務員の公絡みは差別したがる。
上が上だから世間からも差別がなくならないんだ!」
  「そういうの私も嫌です。目の前にそういう問題あったら
断固戦いたいです!」
 「今度は照ちゃんが燃えてきた」

 「だいたい総理や総理の周りに差別者がいっぱいますからね」
 「コアな支持団体が差別主義だと、それの世話になっている政党は
まるまる差別的ってこともあるしね」
 「差別者なんだから、頭に”差別者”○○と付けるとか」
 「差別者杉谷政務官とか?」
 「旧人類的アニマル脳の杉谷音麻(スギタニ オトマ)議員とか」
  「日頃 偉そうに言っているんだから、悪いと思ってないなら
堂々と出せばいいのに」
  「そうですよね」

 「それにバイトとかパートとか非正規、正規って、
何でいちいちそうやって分けるのかね」
 「名前とか色々細分化するのって日本人の悪い癖じゃない」
 「省庁の縦割り細分化も影響しているのかもしれませんね」
 「そのネーミングを利用して自分達のいいようにやろうとするから、
一層分かりづらくなるよね」
  「インバウンドや就労で外国人もいるし、ネーミングや仕組みを
シンプルにして使いやすくしていくべきだよね 」
 「そう言うのも直していきたい部分ですね」

 思い出したようにルカが、
 「子供達、寝たの?虎之助君入れて3人だっけ?」
 「もうとっくに寝ました。それに5人です」
 「アッ、そうだ。終わりにしないと、って5人?」
 「そう言えば今日、テルーから相談があるって招集だったんだ。ごめん」
  「そうだったんですけど、時間も時間だし次回でいいです」

 「ごめんね。それにしてもちょっとだけ、保育所予定の話
じゃなかったっけ?」
 「それが、虎之助を見るついでにユリカちゃんと明くんを
預かってたんだけど、お母さんがずっと迎えに来なくって・・・」
 「それは聞いたような」
 「その後、沙也加ちゃんも預かってんだけど、沙也加ちゃんのママも引き取りに来なくて」
 「もう一人の一輝(カズキ)君のパパは、迎えに来たり来なかったりと
不定期で」
  「最初は保育所にするということで相談に乗る予定が、
次にユリカちゃんと明くんの養子がどうのこうの話だったけど」

 「はい、今は児童養護施設にした方がいいのかと」
  「手続きがそれぞれ違って複雑怪奇、どうしますかね」
 「それにLGBTQだとなりにくいとか、あるの?」
 「さっきの話じゃないないが、全く無いとは言えないかも・・・」
 「テルさんはどうしたいですか?」
 「お父さんやお母さんの元に戻れるまで、みんなの面倒を見たい」
  「虐待や毒親なら、お父さんお母さんであっても保護しなきゃだし」

 「これからも増えることを考えれば、保育所と児童養護施設兼務
出来ればいいけど」
 「お役所は縦割りで頭が固いからなあ、どうやって認めさせるか」
 「保育園と幼稚園を合体させた認可こどもの国があるなら、
その施設が望めばその延長線で、迎えに来ない子供たちをそのまま面倒を
見るという仕組みを作ってもいいとは思うんですけどね」
 「保育園と幼稚園を合体認可こどもの国、更に保護施設、病児障害保育、
就学後学童保育」

 「にしても児童養護施設とか高齢者施設とかなんか
ネーミングセンス悪いな」
 「抵抗感じますね」
 「チャイルドホームとかヒューマンホームとか、もっと何かいい名前
欲しいですよね」
  「ホームより別邸、別宅」
 「別邸」だとvilla.ヴィラか、residenceレジデンス、別宅second home
セカンドホーム、secondary residence  セカンダリーレジデンス」

   「residenceレジデンスで児童だとジュニアのJ、 成人でホームのない人のはadult でA、高齢者がSeniorかElderly、分かり易くシニアだとS、
障害者はなじみ深い単語だとhandicap(ハンディキャップ)と
challenged(チャレンジド)仮にchallenged(チャレンジド)だとC」

 「児童養護施設は Jレジデンス、障害高齢者施設だとCSレジデンスとか」
  「ネーミングはそれでいいとしても、内容はムズイ」

 アンジェリカが
 「子供たち心配だから戻ります」
 一同
 「アンジェリカさんありがとうございました」
 「アンジェありがとう」

  「あ、もうこんな時間。本当にお開きにしないとまずいね」

 「青君、仕事のスケジュールあった?」
 「今のところないないな」
 「じゃあ、根津社長に新しい案と頼みごとして」

  「野火君、代里さん、優君、明日仕事?ここから出勤の方が
早いなら宿泊できますよ」
 「俺は明後日仕事だけど、面倒だからテルさん泊めて」
 「いいですよ。空いてる部屋へ、子供の声が気になるなら地下の・・・」
 「僕は引き籠りのネットワークなので問題ないです」
  「私はリモートでOK、だけど帰ります」

 「野火君、地下のシェルターはどうです?ぐっすり眠れますよ」
  「どうしようかな・・・」

 「次は一週間後、その前に会いたい場合は LINE で連絡しあって集合」
  「次回までの宿題として、党名や政策、キャッチフレーズと
各自情報収集」
   「後、テルさんの問題」
 「気にしないでいいですよ」
 「そうはいかない。身近な問題こそ重要かも」
 「次の選挙は解散がなければ3年後、3年しかないのか、3年もあるのか」
 「そんなに余裕があるわけではないけど、自分たちの生活を中心に
考えながら やれる範囲でやってみよう」

 その時、突然照子が、
 「あっ!アフリカ行く前に部屋を解約したから部屋がない」
 「仕事を手伝ってもらうんだし、実家だけど部屋も余ってるから、
良ければ一緒に住めば?いいよね青君」
 「そうだね。うちで良ければ。お父さんたちに連絡しますね」

 「いいのかな?」
  「優君と一緒に泊まりに行ったけど、大丈夫だよ。朝練さえ耐えれば」
 「あと、家とみんな変わってるけど」
 「朝練??変わってる???」
  「俺もしばらく厄介になったよ。朝練きつかったけど」
 『きつい朝練?』
 「子供らと一緒に私も、ここに来るまで住まわせてもらってたけど、
照ちゃんなら大丈夫。あの鍛錬は自分の為に大事、
今もそれぞれやっているんじゃないの」
 「まあ、ラジオ体操代わりにね」
  野火、代里子、優苦笑い。

  『雇ってもらえたり?みんな泊まってたり?住んでたり?鍛錬?朝練?
変わった家?変わった人たち???風間家謎だわ、大丈夫かな・・・』 
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