先日新たなサービスとして追加した、ファミコンのAV化代行サービスも初のご依頼という運びになり、今回はRFスイッチの修復にもトライしてみました。
こちらは今回ご依頼いただいた後期型初代ファミコン2台のAV化と、RFスイッチ(左)の修復トライで納品させていただいたものです。
当然ながら、私がサービスとして展開するものは基本事前に検証済みであることを前提としています。
今回は少し突っ込んだところまで、同軸ケーブルの断線開所の排除と再生端。
上の写真はお預かりしたRFスイッチで断線しておりどうにかこうにか映った状態。これではとても使えたものではありません。
まずは基盤に固定されている端子を外し、カシメ端子を分離。
3C側のは基盤に接続する部分の足が経年劣化で取れています。
ファミコン本体のRF出力からRFスイッチへの入力(1C?)はまだ足がありましたが、本体側よりのRCA端子付近が断線している模様。
同意をいただいてカットし、新しいRCA端子へ交換しました。
次にRFスイッチ側のケーブルの成端
ここまでくると、工具揃ってるので複雑なものでなければ簡単に整備できそうです。部品交換が必要なければ。
続いてTV側の出力の3C同軸も成端。
こちらは基盤側の足がとれているので、足を作ってみました。
ジャンパー線にもこういう使い方ができるんですね。
我が家のもこれでやればよかったな。(はんだ盛でつけてしまいました)
組付けて導通チェックはOK
さて、結果はどうかな?
個人的にはまだ納得いかないですが、何もせずちゃんと映るようにはなりました。
本当は我が家のRFスイッチ並みにきれいになることを期待してたのですが・・・
状態が良いとアナログ1chでもここまできれいに映ります。
こればかりはRFスイッチの個体差、パーツの劣化とかでしょうね・・・。
今時アナログチューナーを映せる環境もかなりレアな環境になってきたので、そこまで依頼希望はないと思いますが、検証もできたのでオプションとしてラインナップしました。