個人勢VtuberのYoutube戦略(初級者向け)

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2016年のキズナアイの誕生から今日に至るまで、Vtuberという文化は市民権を得るまで成長していきました。ホロライブを運営するカバー株式会社は上場し、ビジネスとしての地位を確立しています。
このように事務所等に所属している企業勢が大躍進を続けていく中、副業や趣味として活動を始める個人勢は母数ばかりが増え、あらゆるジャンルがレッドオーシャン化しており「稼ぐ」には一筋縄ではいかないのが現状である。
本記事では、個人勢Vtuberが伸びない・稼げない現状を分析し比較的再現性がある解決策を提示していく。
※ブログの執筆は初めてですので見苦しい部分もあると思いますがご容赦ください。


目次
1.個人勢Vtuberが伸びない原因
①活動に対する一貫性がない
②現状分析ができていない
③競合分析ができていない
2.原因に対する解決策
①活動コンテンツの決め方
②アナリティクス分析概論
③簡易的な競合分析の方法
3.個人勢Vtuberを続けていくうえで最も大事な事
4.最後に


 まず、本記事で定義する個人勢Vtuberは「しぐれうい」のようなタレント性を持ち合わせていないことを前提とします。

1.個人勢Vtuberが伸びない原因
①活動に対する一貫性がない
 この記事を見ている方は、Vtuberとして既に活動しているもしくはVtuberの活動を検討している方であると思います。
 皆さんがVtuberになりたいと思ったきっかけはなんでしょうか。
 多くの方が「ホロライブ」「にじさんじ」のように大手の企業勢をみて、Vtuberになりたいと思ったのではないでしょうか。
 結論から言いますと、個人勢Vtuberはこれらの企業勢と同じ活動をしても伸びません。
 企業勢は圧倒的なタレント性を持った人材と、百戦錬磨の運営がついて成立しています。そのため、企業勢はタレントに対してファンを付けることは容易であり、活動やコンテンツに対して一貫性を持たせなくても問題ありませんが、個人勢はこれらを用意することが難しいです。ファン化に繋げるため、コンテンツに一貫性を持たせる必要があります。

②現状分析ができていない
 個人勢Vtuberのほとんどは現状分析に時間を使っていません。ただ漠然と活動をしている方が多いです。現状分析が必要な理由として大きな要因は「時間」です。時間というのは活動に当てることができる時間です。
 個人勢Vtuberは全て自分で完結させなければなりません。配信がメインであれば、企画、サムネ、タイトル(概要欄)設定、配信、SNS運営 etc 正直、専業でもかなり厳しいです。
 限りある時間の中で伸ばすためには1時間あたりの単価をあげなければなりません。そのため、現状分析は必要なのです。

③競合分析ができていない
 ここでいう競合分析は、数値的なものでないということを前提とします。本来、競合分析は数値的な部分を追わなければなりませんが、本記事は初級者向けに執筆しているため割愛します。
 Youtubeは基本的に模倣で伸ばすことができます。皆さんもYoutubeのこれまでの歴史を見ればよくわかると思います。
 企画面では懐かしいところでいくと「アルミホイル玉」「麻薬卵」チャンネル設計では「ひろゆき切り抜き」「ゆっくり・ずんだもん解説」このように模倣で伸びている企画・チャンネルはかなりあります。(というか模倣が9割といってもいいでしょう。)
 Vtuber界隈はどこか模倣することに対し躊躇しているとこをがあると私は感じています。しかし、このように模倣で伸びている歴史がある以上Youtubeにおいて競合分析をし、模倣することは重要なのです。


2.原因に対する解決策

①活動コンテンツの決め方
 昨今のyoutubeは特化させることがチャンネル設計において最も重要です。ゲームであれば、最低限ジャンルを絞ってください。最も良いのはゲームタイトルまで絞ることです。例:「ドラクエ」「FF」「バイオハザード」等々
 youtubeのおすすめ機能は、これまでのチャンネルに蓄積されている視聴者属性に基づいておすすめしていきます。
 例えば、APEXの配信または動画を継続的に投稿していたとします。ここで突然、「civ」「hoi」「LOL」等の一部熱狂的なユーザーがプレイしているゲームを投稿すると誰もみないどころか以降の成長率にも影響していきます。そのため、チャンネルの方向性を定める必要があるのです。
 では具体的にどうしたら良いか。本来であればSEOツールやトレンドを分析してジャンル(ゲームタイトル等)を選定しますが、それを選定したところでそのジャンルに対応できるわけではないので私がおすすめするのは、「自分が得意な事」「自分の好きな事」これに特化させることをおすすめします。
 まずは、自分のやりたいことを書き出してみて方向性を決めてください。

②アナリティクス分析概論
 youtubeのアナリティクスは非常に優秀です。以下に動画と配信でのアナリティクスの一般的な目標数値を示しますので参考にしてください。
②-1動画 10分尺程度
クリック率:8%以上(インプレッション5万まで)
視聴維持率:50%以上
②-2配信
 配信に関しては、ジャンルや方向性によってかなり変動していきます。そのため、以前の数値よりも上回ることを目標としてください。
 比較する数値としては、「平均同時接続数」「チャット率」「視聴時間」です。
 特にチャット率に関しては、分析がしやすくチャット率が低い時が離脱されやすい傾向にあるため、なぜ低くなったのか配信を見返して次回以降改善してください。

③簡易的な競合分析の方法
 まずは、目標となる人を探してください。ここで重要になってくるのが「直近1年以内に登録者1万人を達成」した人を可能であれば2,3人程度探します。
 使用するツールとして、カムイトラッカーやvidIQです。使い方については詳しく説明すると長くなるのでしません。また別の記事を執筆する際に詳しく説明します。
 本来であれば、あらゆる観点から分析する必要がありますが、まず動画の構成や配信の内容を企画を模倣してください。


3.個人勢Vtuberを続けていくうえで最も大事な事
 これまで、頭の痛くなるような内容を解説していきましたが私が考える個人勢Vtuberを続けていくうえで最も大事な事は「メンタルケア」です。
 Vtuberはストレスが溜まります。想定される視聴者は精神年齢が比較的低い視聴者を相手にしなければなりません。また、時間に追われる中、youtube運営の悩みは永遠と消えません。
 せっかく、やる気になって一つの物事に集中して取組ことができたのですから、その活動で自分自身を壊してはいけません。
 伸ばすことも大事ですが自分自身を一番大事にしてください。


4.最後に
 まず、最後まで読んでいただきありがとうございました。
 私が好きな言葉にこんな言葉があります。「やろうと思う人1000人、実際にやる人100人、継続する人1人」(うろ覚えです・・・)活動しているあなたは既に素晴らしいです。
 あなたの活動が今後の人生に価値を与えることを心から祈っています。
 あと、宣伝だけさせてください。
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