太陽光発電の義務化より、内窓化すべき、など。

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やたら目立ちたがる人です。
都知事です。
本人は良くても、おそらく周囲は迷惑でしょう。
役人たちは思っているはずです。
少しは学んでから言え、と。
ソーラーの義務化をしようとしています。
なぜ、ソーラーなのか、その説明がされていません。

自家消費する電力のためなのか。
日中の電力確保のためなのか。
夜間はどうするのか。
明確な説明がありません。

「思い付き」で突っ走っている気がします。
震災時のバカ総理の「カン」と同じです。
ソーラー馬鹿でした。
他にないのか、と思いました。

この手の人は、選択肢を作れない、出せないことが共通しているように思います。多くの選択肢の中から、考え抜いた末に出されていれば、何も言いません。

電力が不足する。
何に多くの電力を消費しているのか。
家庭用であれば、空調です。
空調電力を減らしたい、となります。
「だからソーラー」ではありません。
馬鹿丸出しです。

夜間はどうするのか、考えているとは思えません。
蓄電池で対応すればいい。
では、ソーラーとバッテリーを義務化するのか?となります。
現時点の価格で設置できる人は、少数です。
8割以上の負担をするのであれば、設置する人は多くなるでしょう。
2割にも満たないレベルなら、無視されます。
それどころか、補助金を考慮した販売価格にされる危険性があります。

家庭用のソーラー「だけ」で真夏と真冬の電力不足を補うことは、困難です。
金銭面でも無理があります。

価格と効果が見合う内容でないと、意味がありません。
また、新築に限定して義務化することも誤りです。
現在の新築着工件数であれば、効果はありません。
大多数の既存住宅を改善するべきです。

そこで、「内窓」化です。
壁の厚みの問題はありますが、少なくとも昭和後期以降の建物であれば、十分な壁の厚さはあります。

断熱改修で断熱材を追加する工事は、多く実施されています。
ですが、壁よりも熱が桁違いに出入りするのは、窓です。
窓こそ改善すべきです。

ソーラーは日照条件や日中しか意味が無いなど、効果が限定されます。
しかし、内窓は常に効果を発揮します。

エアコンの稼働時間ではなく、総使用電力がポイントです。
求める室温までの電力消費量と、室温を維持するのに必要な電力を減らすべきです。

内窓の効果は自分で体験しています。
エアコンの効きが向上したこと、エアコン本体の冷房能力を低くできたこと、運転時間は同じでも使用電力量が減ったこと、などです。

ペアガラスの場合、内部のガスが減れば効果が激減します。
ですが、内窓の場合、変わりません。
また、外窓を防犯ガラス、内窓を防音ガラスや防災ガラスとすることで、災害にも強くできます。

大災害が起きることが容易に知り得るのに、ソーラーだけで対応するのは愚かと思います。
窓を改善するほうが良い、です。
その窓の改善のための補助に、税金を投入すべきです。

既存住宅を改善することで、夏季のピーク電力消費量を抑えることが可能です。新築よりも、既存住宅の性能を改善したほうが、総電力削減になると私は考えます。

巨大地震で被害が生じるのは、主に「ガラス」による被害です。
高層ビルからガラスが降る注ぐ=クラスター爆弾のようなものです。
住宅地でもガラスが散乱することで、被害が増します。

もし、外窓が防災ガラスや防犯ガラスだったらどうなるのか。
少なくとも、ガラスが降り注ぐようなことにはなりません。
ひび割れはしますが、その状態で耐えるからです。
避難通路を確保できます。
住宅も窓から「犯罪者の侵入」を、一定時間は防ぐことができます。
室内のガラスで負傷することもありません。

災害時にソーラーがあると、むしろ危険な場合があります。
感電です。
水害時にソーラー機器が破損した場合、感電を考慮しないといけません。

パネルは勝手に発電し続けるからです。
災害を悪化させる可能があります。
また、停電すると家でのソーラー発電は使用できません。
使用できませんが、パネルは発電しています。
危険なだけ、です。

人口が集中している地域こそ、まず窓を改善すべきと思います。
高層マンションや高層ビルの窓を、直下の道路等に被害を生じさせない物にすべきです。

割れたガラスが降り注ぐ、絶対に避けるべきです。
昔はガラスの選択肢が少なかったので選びようがない、という場合もありました。ですが、今は選べます。

災害時の被害を最小限にするための、ガラスの改善をすべきです。
ガラスの安全性が高まると、次に熱量の削減です。

1枚のサッシに複数のガラスで対応しようとすると、無理が多くなります。
2枚のサッシにすると、かなり簡単です。

安全性と省エネ、電力不足の回避、真夏と真冬の「夜間」対策を考えると、窓を改良するほうが望ましいと思います。

防災ガラス、防犯ガラス、防音ガラスなど、今は選べます。
安全性と熱対策、最も建物で熱の出入りが多い窓を改善すべきです。

震災時のソーラー合戦は、そろそろパネル等の廃棄が始まる時期です。
この再生が困難な大量のパネルを、どう処理するのでしょうか。
出口が無いのに義務化する、これはバカの見本です。
為政者にふさわしくありません。
退場してほしいです。

厚化粧のように、比較的簡単に処理できるなら良いです。
しかし、パネルは産廃です。
また、明確な再生方法も見つかっていません。
出口が見えない場合、すべきではありません。

思い付きだけで周囲に被害を与えること、犯罪に思えます。
後世に恥を残したくないなら、適切な考えに基づき、大多数が理解できる案を示すべきと思います。

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