未来の住宅について、など。

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未来の住宅、それも100年以上先の住宅を想像しています。
今の住宅とは、考え方が大きく異なります。
今は、地震に対しての抵抗を中心にした作りです。
また、少しですが省エネも重視されてきています。

木造、鉄骨、コンクリートがメインの建築材料です。
一部、発泡スチロールもありますが、形に制約があり、普及していません。

省エネについては、断熱性能の強化が義務付けられてきました。
現時点ではUA値で示されています。
気密の改善=C値の低減、UA値の低減が主な内容です。
隙間がないこと、断熱性が良いことを目指しています。
そのため、手間がかかり、価格が上昇します。

熱源が何もないのに快適、ではありません。
保温時間が長い、が正しい内容です。
熱源を何にするか、も重要になります。

震災時は電力が不足しました。
そのため、オール電化は敬遠されました。
最近になり、CMも増えてきました。
しかし、停電時は脆弱であることに変わりはありません。

対策として電気自動車等の利用が始まりました。
一部の家電であれば使用できる、次元です。
100Vの場合、15A程度まで使用可、が多いです。

家庭用の蓄電池も出てきました。
容量次第です。
数日は節電すれば使用できます。

どれも単独では弱い内容です。
外部の電力に頼らなくても、自給できるかどうかが問われます。
これが未来の住宅では可能になると思います。

まず、太陽光発電は必須です。
発電した電力を蓄電池に蓄えます。
その電力を住宅で使用します。
これは今でも実現できます。

ただし、外部の電力を完全に遮断するまでは難しい内容です。
自給自足できるのが狙いです。

すると、家庭用の燃料電池や水素を生成できる機械が必要になってきます。
太陽光発電→蓄電池→水素生成→水素の備蓄→水素で発電→自家消費、のような流れです。

太陽光発電の能力を上げることで、水素を多く生成可能になります。
蓄電は限度がありますが、水素は環境によっては多量の備蓄ができます。
水素を基に発電します。これは燃料電池です。
水と電気が得られます。

これを全て各家庭で可能にできるかどうか、が重要と思います。
可能になると、大きな発電所は不要になります。
原発は当然のように廃止できます。

可能になると、家のエネルギーは心配がなくなります。
地球環境に対して、負の影響はありません。

さらに、エネルギーを自家生成できるようになることで、家の構造が
変わると思います。
家=固定された物、という考えが変わると感じます。
トレーラーハウス、アーク(方舟)ハウス、または飛行できる家が可能になるように思います。

災害は耐えるという方法ではなく、避ける、移動する、浮く、飛ぶという
方法で対応できるようになる気がします。

ドローンハウスのような感じです。
一時的に宙に浮くことで、津波や地震、土砂災害を回避できる家、です。

そのまま宇宙に飛んでいけば、宇宙船です。
そこまでは必要ないと思います。

動力は自然エネルギーです。
自家生成しています。
費用の心配がありません。

大雪の可能性がある場合、大雪の心配ない地域に「家ごと」移動
することができます。燃料電池により、電気と水は得られています。
一定の食料を備蓄しておけば、他人に迷惑を及ぼすこともありません。
避難所が不要になります。

地面、地盤と基礎を緊結しないといけなのが、今の日本の住宅です。
これを変えるべきと思います。
緊結しているから、耐えないといけなくなります。

浮いていれば関係ありません。
移動できれば、居続ける必要もありません。
空き家問題も相当に改善できます。
空き家として放置しなくなるから、です。

漁船クラスの大きさの家が増えるように思います。
2LDKくらいの間取りはできます。
違うのは、エネルギーを生成でき、移動できること、です。
通常は陸上に船として置く。
水害であれば、水に浮いて回避する。
地震であれば、ドローンを起動して宙に浮くことで回避する。

このような能力を持つ家が未来に登場するような気がします。
車がドローン化して飛ぶようになると、船が飛ぶような気もしてきます。
船が飛ぶようになれば、交通は激変します。
運河の意味が無くなります。

家も飛ぶようになると、引っ越しがラクです。
家ごと引っ越し可能になる、そんな日が来るように思います。

さらに、何らかの門かゲートができるように思います。
地上のワープです。
神足通を技術で実現する、そんな気がします。
漫画であれば、どこでもドア、です。
輸送の考え方が根本的に変わる時が訪れると思います。

100年先まで使える家、のような売り込みがあります。
しかし、私は100年先であれば、物凄く家が変わっていると思っています。
費用対効果が悪すぎるのが、今の省エネ住宅と感じています。
メンテナンスは延々と必要です。
構造上、大きな変更はできません。
そのまま使うことが前提になっています。

いつでも「切り取れる」、「追加できる」家、このほうが良いと思います。
今しか考えていない家、おそらく30年後には後悔することになると感じます。

家にコストをかけすぎないこと、新たな技術と考えが生まれたときに、柔軟に
変えることができる人、が生き残ると思います。

仮に陸上が水没しても、宙に浮き、移動できるのであれば、対処できます。
または、今は水没していても、何らかの現象で陸上に「出現した」場合、その
新たな陸地に移動することができます。

究極は他の星に移住することです。
まさに星の数、あります。
先ほどのワープゲートのような物が可能になれば、距離は関係なくなります。
いまは夢物語にすぎません。
ですが、未来を考える場合、この程度は透視すべきと思います。


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