休み前には、いつも居酒屋でした・・・・。

記事
小説
とある日曜日の夜のこと
時計の針は、すでに
午後八時をまわっていた

オレはいま、居酒屋にいる。
焼き鳥専門のお店だ

焼き鳥もおいしいが、
オレはいつも、おでんをたのむ

「大将!、ちくわと、きんちゃくちょうだい!」
「りょうかい!」
「あと、お酒は・・・・。」
「レモンサワーでしょ!」
「さすがです!分かってらっしゃる!」

ここの大将は気前がイイ。
いばった感じも全くなく
いつも、笑顔なんだよ
年齢も、オレとひとつ違い
同世代だ!

お店で流れるナンバーが
80sや、90sばかりで
爆風スランプや
Zardなど
オレにとっては最高のナンバーばかりサ。

酔ったオレは、
いつも口ずさんでいるんだよ
時には、見ず知らずの
別席のお客さんと
一緒に歌ったりしている♪



お店は、カウンターに席が10席
つくりは、全体的に
木をふんだんに使っており
間取りは、縦長で、奥の方には
テーブル席がふたつばかり
入口にも小さいカウンターがあり
お店の外でも、お酒が飲める設定だ

写真があると良かったね。
  読者諸君!
気が向いたら、今度アップするよ


通りには居酒屋がいっぱいあり
人の出入りも、多く

ここにくるまでにも、
何人かは、酔っ払っている人を
見かけた

通りから見ても、
入口で、気持ちよく飲んでいる姿が見えるので
とても、雰囲気が良く
お店にも入りやすいと思う。

オレのお気に入りだ

最近は休み前には
いつも顔を出している♪

今夜も、気の利いた音楽を聴きながら
気持ちよく飲んでいた・・・。
そう、レモンサワーを片手に
ブルーハーツを聴いていた


すると、女性がひとり入ってきた・・・・。
身なりからして、仕事帰りのようだ。

背丈は、160cmくらい
紺のパンツスーツに、ブレザーを着ていて
清潔感バリバリだ

顔は・・・・
「ヤバいな、オレ好みだ。」
目は、黒目と言うより
少し茶褐色で、
髪はショートカット
鼻は、すぅーっと通っていて
口元は、おちょこ口と言うべきか
小さくてキレイだ


繰り返すが、オレ好みだ

彼女は、オレと目が合ったが
ためらいなく、オレの隣に座ってきた。



オレは美人は苦手だ
レベル的に、中~中の上(じょう)
くらいが、ちょうどイイ

美人は、遠くから見るだけなら
いいが、あまりに近いと
緊張してしまう
オレって、小心者なんだよ


繰り返すけど、
美人の前では緊張しちゃうんだよ
オレはさ

しかし、この日に限って
そうでもなかったんだ

いや、緊張感が逆に
オレに味方して
話すこと、話すこと
彼女にとっては
ストライクだったみたいで
時々、ボール玉や、
下手すると暴投気味の話も
してしまったが
彼女はうまくキャッチしてくれた

「仕事帰りですよね?」
「そうですよ。」
「不動産関係なんです。」
「へぇ~、オレはクルマ関係。」
「明日は、休みだから、休み前にちょっと。」
オレは、手首を、クィっとやった

「私も、明日、休みだから、ちょっと(笑)」
彼女も、同じように、手首をクィっと

不思議と波長がシンクロしてきた・・・・・。
「シンクロ率は、約80%くらいかな?」
そう心の中でつぶやいた


彼女は、落ち着いた雰囲気ではあったが
まだ、二十代らしく
親は、オレと同じくらいらしい

「おっと、マズいか、これは、
オレの子供とそんなに変わらないじゃないか」
   なんて思ったが
「イケるぞ、これは・・・・。」
なんて、思っているもう一人のオレもいた


しかし、後日、
オレは、この出会いを後悔することになる

続編、乞うご期待ください

実は、この話を書いているオレも
少し後悔しているのだ

そう、初めてブログを書いた時にも言ったが
まったくのノープランなんだ

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でわ、ごきげんよー

今夜は、暖かいから、
チューハイだな






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