なぜ占い師を目指したのか

西洋占星術でホロスコープ鑑定をすると、適職や天職など向いている職業がわかります。私の場合飲食店の仕事も向いているのですが、人のために働くと生きがいを感じる、スピリチュアルな世界との結びつきが強いなど、多くの点で占い師になるといいと読み解くことができました。

飲食店の仕事が好きで天職だと思って続けていますし、今後もずっと続けたいと思っています。しかし、飲食店の仕事はやり切ったとも思える段階にいるのも確かです。

新型コロナウイルス感染症が世界にまん延した2020年。私のお店も大打撃を受け、非常に困難な状況に晒されました。私や家族、古くから一緒に仕事をしている仲間、全員が大きな痛手を受け、未来が見えない3年間を過ごしました。

現在は何とか持ちこたえていますが、苦しい状況に変わりはありません。しかし、これまでに大切なお店を手放さなければならなかった方もいらっしゃる中、お店を維持できただけでも幸せです。

飲食店は、川に落ちて揺れる木の葉のように、大きな流れにあっという間に足をとられて流されてしまう小さな存在だと思うようになりました。大きな不安の中、何度も何度も占い師さんに助けてもらう３年間でした。

プロの占い師さんに接する中で、つらくて傷ついた気持ちに寄り添ってくれる占い師さんが素晴らしく素敵な存在に見えました。そして、幼いころに西洋占星術やタロットカードに親しみ、夢中になった時のことを思い出しました。

優しい占い師さんに助けてもらったことを、自分でもやってみたい、趣味ではなくプロとして活躍したいという想いが大きくなりました。占い師さんに相談すると「飲食店の仕事よりも向いている」「占い師になったほうがいい」とよく言われれるようになったのも大きな理由です。

すごい霊感もないし特別な才能もないと伝えたら、磨いていないだけと言われました。「磨いていないだけ」という言葉に衝撃を受け、それがやる気スイッチがぽちッと押される瞬間でした。

生まれ持った才能ではなく、磨いていく才能があるって思えるだけでとても幸せな気持ちになり、すぐに鑑定の実践を積み重ねました。単純な性格かもしれませんが、努力を重ねるのは得意なので全く苦になりません。

今は本業も忙しくなってきたので、副業のライター業務を減らして、鑑定の勉強と実践を積み重ねています。経験豊富で信頼と実績のある占い師になれるよう、誠意をもって丁寧に鑑定してまいります。

こちらで占いを販売させていだただくことに、覚悟をもって取り組みました。頂く対価に見合った鑑定を提供するため、これからも占いの技術を磨いていきたいと思っています。見守っていただけましたらうれしいです。