バレンタインの思い出(1)

記事
小説

※⑾ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集より】


[本文]
20代になりたての頃、

当時付き合ってた彼氏に
手作りのチョコレートケーキを渡そうと頑張りました。


当日、失敗をしないように、
1回試作ケーキを作り、
周りの人に配ったら、これが思いのほか大好評!


気を良くした私は、
その日朝から張り切って、ケーキ作りを始めたのです。









が…






オーブンに入れ、後は焼き上がりを待つだけ
という時、
私と入れ違いに台所に立った母が一言…



「あら?この刻んだチョコレートはなに?」


Σ( ̄□ ̄;)



ケーキ生地に、肝心のチョコレートを混ぜ合わせるのを忘れ、
そのままオーブンに入れてしまい・・・


時すでに遅し…orz





その後
ケーキを楽しみにしていた(告知づみの)彼氏の所へ行き、

事の顛末を話したら、
メッチャ苦笑いしてました…当たり前か(^-^;


でも、チョコレート抜きのケーキも美味しかったみたいです(笑)






あ、そうそう、

チョコレート抜きじゃバレンタインじゃないから、
ちゃんと別にチョコレートも買って行きましたよ。
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