ココナラ2日目の感想

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法律・税務・士業全般
ココナラの登録、検索、出品が簡単なことはわかりました。こんなブログでもクリックしていただける人がいるとは、はてなブログより多いことはちょっと意外でした。

ココナラの登録ユーザーは150万人以上だそうです。出品者数と利用者数の数字は知りませんが、登録者数の10%が稼働しているとすると、15万人レベルということになります。教養、趣味、生活の知恵、音楽、IT利用、占い、悩み相談などのテーマは、オールドメデイアである雑誌や新聞より新鮮な印象を受けます。費用対効果は出品側のスキルレベル次第や伝えるテクニック次第、または受け手側の要求とのマッチングしているのかではないかと推測します。もう少し深く体験してみたいと思っています。

依頼するとすると、ホームページづくり、SEO対策、Web集客。しかし、既にいろいろやっている最中なので今すぐ何かを依頼する動機がありません。
一方、出品は二件出してみましたが、今のところお問い合わせ等はありません。

行政書士やビジネスコンサルティングの業務は、本人または依頼者に会って、いろいろお話を聞いてみないと、また必要書類を見せて頂かないと受任できるかどうか判断しにくい性格があります。たとえば、外国人ビザ関連では在留資格認定証明書交付申請(日本に長期居住することを前提に入国しようとする外国人向け)という手続きがありますが、日本で何の活動を行うのか、所属する機関(入学する学校や雇用する企業等)の説明や、求める在留資格を取得したい理由が必要で、簡単なメールやりとりだけでは不十分なケースが多いです。

同様に企業法務の分野では、ココナラの中で契約書作成をいくつかありますが、民法の契約自由が前提であり、契約当事者が大雑把な内容を把握し、交渉した結果として合意に至るという過程が重要ですので、ネットでどれほどの情報インプットができるのか疑問です。簡単な契約書雛型ならば無料でいくらでも見つけることができます。 また、給付金申請書類作成という出品もいくつかあります。官公署等て提出する書類作成やその代理は行政署の独占排他的業務です。そもそもコロナ禍の中で、持続化給付金や家賃支援給付金は、全て電子申請であり、要件通りに売上減少したかどうか、必要な書類が揃うかどうかだけです。助成金や補助金含めて不正な申請が多くなっているのだろうことは推測できます。

出品できる内容(サービス)は、全国どこからの依頼でも対応できる比較的簡単な業務に絞られると感じます。それらの業務は自分でできることが多いので、自分のホームページに記載している通り、「ご自身でできる筈の、煩雑な手続きの方法や注意点を無償で提供、相談に応じます」ということになってしまいます。相談だけの有料サービスに価格をつけるのも難しそうです。

だとすると、今頃気づいたのですが、登録者同士(スキルの売買両当事者)の直やりとりは禁止になっています。 それじゃ、行政書士のほとんどの業務は、ココナラの中ではやりにくい、またはミスが発生しやすくなっているのではないかと考えます。

しばらく様子見ですけど、どなたか私のプロフィールや出品サービスに対してフィードバック頂ければ幸いです。






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