生年月日から運命をわりだせるでしょうか?検証してみました。

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占い
 算命学という生年月日から運命の星を割りだす占いがあります。文献を調べていくと運命の星から顔の形がわかると書いてあります。そこで運命の星と顔の形に相関があるか調べてみました。
 運命の星と顔の相関に関する記述が『算命学Ⅱ』の33ページに書いてあります。
(算命学Ⅱ 著者高尾義政 発行算命学総本校 高尾学館 平成27年04月30日再版発行)
 例えば貫索星の人は角ばった顔でエラが張っていると書かれています。
有名人の生年月日から運命の星を割り出し、運命の星と顔の相関をしらべてみました。結果は上記、トップの表の結果となりました。結果は相関係数を計算するまでもないです。このような結果が出ると、星に関する記述全体が疑わしく思われてきます。例えば貫索星については以下の特徴があると算命学では主張しています。貫索星の本能は『守備』、キーワードは『頑固、マイペース』、そして顔の形は『角ばってエラが張っている』。本当でしょうか?算命学の主張するところを鵜呑みにする気にはなれません。
 では算命学は当たらないのでしょうか?私の少ない経験からですが、算命学の本に書いてあることのなかで、的を得ているのではないかと思うことがいくつかあります。その一つが「天将星」に関する記述です。「天将星」とは十二大従星の内の一つです。十二大従星は主にその人、あるいはその期間のエネルギーの強さを表します。十二大従星のなかで一番エネルギーの強いのが「天将星」です。「天将星」を持つ人はエネルギーが強いので、それに似あった生き方をするのが良いとされています。困難な仕事に立ち向かって行くとか、立ち向かって行かなくても元々、生まれた家が大家族で、更に家が何か事業をやっているとか、その家の一員としてやっていくだけでも相当なエネルギーを使うような環境、状況で生きていくのが良いというのです。そして「天将星」を持っているのに「天将星」にふさわしい生き方をしていないと妙な病気を発症したり、精神的におかしくなるというのです。私の周りに「天将星」を持った人が五人います。五人とも上記の記述どおりの人です。驚きますよね。「天将星」を持っている人は本当に特別なのでしょうか?今後も追及していきたいともいます。
【追記】
 四柱推命や算命学のような生まれた日による占いは信頼できるでしょうか。占い師で生年月日をみせただけで、その生年月日の人がどのような人なのかいい当てた占い師がいました。見た瞬間ですから、勘です。その占い師は「私に霊感はない」と言っていますが、相当、勘の働く人です。四柱推命や算命学では算出される星の並びを見て、さらに勘を働かせて占っているとしか思えません。
 そのときの勘と易を組み合わせたような占い、「梅花心易」という占いがありますが、「梅花心易」に近い占い方をしているのだと思います。そのときそのときで勘を働かせて占っているのだと思います。四柱推命や算命学を使う占い師で当たるという人は実は勘を働かせているだけなのではないでしょうか。現在、データを集めて検証中です。
 算命学という占いは役に立つのでしょうか?多くの人が算命学というものが如何なるものであるのか、役に立つものであるのか、否かを検証せずに学んでいるのではないでしょうか。最初に役に立つのかという検証を行うべきだと思いませんか?

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