この世にジェネリック医薬品がでてきて結構なそこそこ年月がたちました。
最初こそはいまから考えれば質の良くないものというのがありましたが、最近では先発品と違いがかなりなくなってきた印象です。
そんな中でも普段お話ししないジェネリックについて知っておきたい情報についてお話ししたいと思います。
1 AGという新しいジャンルが出てきている
オーソライズド・ジェネリック(AG)という新しいジェネリックがでてきました、簡単にいうと先発メーカー公認のジェネリックになります。このメーカー公認というのがとても重要で、実はジェネリックというのは薬の作成方法や添加物については別の特許のため使用できないことがあります。その点メーカー公認の場合はその特許も使えるため、先発品と全く同じといっても過言ではないくらい品質で作られます。つまり差がないため、安心してジェネリックに変えていただくことができます。
先発メーカーもほかにシェアを取られるくらいなら、自前作ったり公認のものを作らせてマージン料とってるとかそんなところでしょうね
これぐらい違いがないです。
2ジェネリックのほうが先発品より優れているもの
これは特に粉薬とかシロップに多いのですが、後発品は味を先発とは違って出すことができます。中には明らかに飲みやすくなっている商品もあります。
・カルボシステイン「タケダ」 味がさっぱり目になので服用しやすい
・クラリスロマイシン「タカタ」 先発品は苦みがけっこうあるのだけれど もこれは結構隠されている
・ワイドシリン20% 先発品は10%なのでこちらにすると粉
の量が半分になる
などなどですね。ここら辺は本当にお勧めです。
3薬の形がかわっちゃたもの
先発が錠剤なんだけれども、水剤なんかにしちゃったていう薬もあります。
これは処方箋上OKなのですが、まあ正直あまり人気ないですね。
ロキソニンとかあるんですけれどもスティックに入っている水剤なので本当に水なしで飲める奴があります。意外といけますよ
以上 ジェネリックは安かろう悪かろうの世界ではなくなってきていることちょっとでも皆様の心に残れば幸いです。