どんなときもWiFiサービスの提供終了 通信の闇

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こんにちは ジンです。
どんなときもWiFiサービス提供の終了。世間を賑わすニュースですが、少し詳しい人なら予想できた未来ではないでしょうか?
無制限』に使えるインターネット。そもそも制限があること自体を知らない人もいたと思います。
使い放題』じゃないの?
と思われてる方も多くいることでしょう。

コロナ禍、オンライン授業やリモートワークで急遽インターネット環境が必要になった人も多いかと思います。
その中で抜群に売れたのはどんなときもWiFiではないでしょうか?

・即日開通(すぐ使える)
・工事がいらない(自宅に人が入らない)
・使い放題
・価格が安い
・自宅でも外出先でも使える

いいことばかりですね。
無制限』で使えるならこれほど良い買い物はないと思います。
実際は・・・。

電気通信事業法の「利用者利益の保護」「事実不告知の禁止」などの規定に反する行為を行ったとして総務省から行政指導を受けた。
 同社の無制限プランは、極めて例外的な場合をのぞいて通信速度を制限しないというもの。しかし、実際には一定以上のデータ通信を過去に行ったことがあるユーザーに対して月間25GBの上限を設定。3月下旬には多くのユーザーの通信速度を制限していた。
 同社は通信制限についてユーザーに制限の基準を告知せず、ユーザーからの問い合わせにも回答しなかったという。
似たようなことが7年位前に起きましたよね。
そう、ワイモバイルです。
月間使い放題を謳っておきながら翌々月には3日間で10GBまでという制限を途中から付け、契約解除も保障も特定の方にしかしなかった件。
このことからも回線を借り受けているのに『無制限』で提供はありえない。と思っておりました。
電波的、アンテナ的にはソフトバンクの方が優秀でしょうからね。

基本的にインターネットというのはベストエフォード方式(みんなで分け合う)なのでユーザーが固定の場所で使い、近辺でユーザーが増えれば増えるほど速度がでない、安定しないという事はわかりきっています。
想像しやすく言えば、年末年始にあけおめメール送ったことありませんか?
すぐ送れて受信出来てました?
あの現象が起きてるわけです。

近くある受信機に接続し、その回線を利用してインターネットへ接続をしているのでその受信機を使っている人が増えれば増えるほど同様の現象が起こるわけです。
それを完全に使えない状態にしないために『制限』を設けているわけです。

ちなみに中身は一緒ですがsoftbank Airも理屈は同じです。
こちらはエリア内に契約ユーザーがどれだけいるかで契約可否を決めているとの事。
車から供給で電源をとり車内にインターネット環境を整えようとしたことがありますが
CSの回答は『理論上可能ではるが、エリアにて使用人数の調整をしていることとエリアをまたがって同じ契約者が利用することを想定していない』とかなんとかかんとか。(うろ覚えです)
アナウンス上停止させられることもあるのだと思います。
電源さえあれば持ち運んで使えるかも聞いたところ設置住所以外での利用は想定していないとのことでした(できないとは言ってない
これもトラフィックを圧迫するからってことでしょうが・・・。

出先でしか使わない。なんてことがある方以外は基本的に契約するものではないと思います。
どの程度使うかにもよりますが携帯のプランを50GBにしてそこからテザリングしたほうが安上がりのケースがほとんどです。

モバイルルーターはよっぽどマッチした使い方をしないのであれば『不要』の商品だと思いますので。
お気を付けください。


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