養老孟司 タロットカード 先生の遺したもの

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コラム
先日YouTubeで養老孟司先生のプログラムを拝見した。

我々はこの地球上に遅れてやってきた者で、例えて言うなら、
ルールもわからないゲームにぶっつけ本番で強制的に参加している存在だ。

このルールはどんなものかを実際には誰も知らない。けれども先に生まれ、生きている人たちがいる。それが「先生」。そして遅れてきた者たちは「後生」と呼ばれている。

タロットカードや易、占星術はそれぞれがミステリアスだし、なんですか?それ?と意味がわからないことばかりだった。今もそんなに変わらないけど。

ただ、興味を持った幼い頃から、これらが先達が残した智慧であることは知っていたし、今も変わらない。

10代の頃は本当に何も知らないし、世界が矛盾に満ちていてこれからどうやって生きていったらわからなかった。

だが、カードの1枚1枚には人生の様々な局面や人物などが描かれているし、シャッフルして並べた時にはなんとなくだが今の自分が映し出されている気になる。

ただ、時代の流れがとても激しい現代において、かつてのシンボルだけでは賄えないような事態が起きている。

これまでの先生たちが残してきてくれたように、後生に受け継ぐべき占いを遺さなくてはいけない気になってる。

大きな仕事はできないだろうが、それでもやっておかなくてはならないような気がする。
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