ロレックス投資での許容範囲について

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マネー・副業
16520は、もうすぐヴィンテージ時計となります。16520 R品番初期モデルは1988年製造ですから、35年目を迎えるわけです。そうすると、いろんな所がくたびれてくる。さて、どこまでなら購入対象として許容できるでしょうか。

私はこうです。
①クロノ秒針の錆→材質はWGですが、白い錆が所どころなら🆗全面を覆い尽くすとなると、ちょっと考えます。たぶん錆は取れないでしょうから。CHRONO24や他で購入して交換する手も有りです。
②ブラウンアイのインダイアルの周りに白い粉が結構激しく出ている。🆗実際にレア品番の16520 S正6品番ブラウンアイ濃さ薄い一様を購入した時、そうでした。肉眼で見た時は、全く白い粉は見えませんでした。10倍ルーペ(LED付き眼鏡ルーペ)で観ると激しくインダイアルの外周の銀色の縁の所から白い粉が出ていました。文字盤に散っていくことはなく、1994年の限定有機ニスZAPONの経年劣化と関係ありそうです。
③MK5文字盤のインダイアルは濃いブラウンアイだが、時刻針がトリチウムではなくルミノバ。文字盤はトリチウム。🆗針の交換ルミノバ→トリチウムで探してみます。無理だったら16520ノーマルを購入し交換します。購入のポイントは🥇文字盤がMK5のパトリッツイという所が1番大事。🥈ミドルケースとゼニスムーブメントがオリジナル(サービス・交換品ではないこと)であること。🥉あとは保証書あり、付属品リーフレット2、金箔王冠カレンダー1994年があるとベスト。全て製造年代に整合性ありで!ブレスレットも。
④サファイアクリスタルの欠けが数箇所ある。🆗1番気にすべきことは、湿気が文字盤に与える損傷。サファイアクリスタルは衝撃に弱いので欠け=着けないを守れば、長期保有出来ると思います。先ず、文字盤をルーペでしっかりと見ましょう。白いカビの斑点はないか。針は錆てないか。インデックスはしっかり付いているか。針の根元の筒車やスモセコの針の管は錆がひどくないか。文字盤のマットな部分に激しい劣化はないかなど細かくチェックしていきます。毎月すると良いです。必ずアップの写真を残しておいて過去と現在のものを見比べます。サファイアクリスタルのパッキンがしっかりしていれば大丈夫。気になり交換しても評価は下がらないと思います。消耗品ですから。王冠透かしとSのマーク(サービス・交換)は付きますが、文字盤を傷めるよりは遥かに良い方法です。

購入後の状態

⑤ゼニスムーブメントのクロノグラフ機構の針の帰零が悪い→OHにて調整
⑥テンプの動きに違和感がある→OH※販売時点でほとんど調整してあります。でも、精度測定は必要です。日差±20秒、振り角、片振りのデータは自分で確認すること。
⑦リザーブ時間52時間を満たさない→100回巻いて下さい。必ず到達します。52時間を5〜7時間ほど超えると思います。
⑧ケースパッキンに潤いがない→自分で交換(純正パッキンまたは◯◯)▶︎今、合うか試しています。純正パッキンや純正バネ棒も売り切れていますし、現在、需要>供給なんです。どこでどのサイズを購入すれば良いか、また詳しく報告致します。もうしばらくお待ちください。パッキン交換にはパッキンと爪楊枝とシリコングリス塗布器が必要です。爪楊枝で古いケースパッキンを押すと弛みが出来てすぐ交換出来ます。普通は古いものでもシリコングリスで潤っているものです。
⑨オイスターの防水性が命なのでリューズのねじ込み、プッシャーのロック、サファイアクリスタルのパッキン、ケースパッキンが防水性を高めます。ここで言う防水性とはもうすぐヴィンテージ入りする時計ですから、水中にチャポンという意味の防水性ではありません。文字盤やゼニスムーブメントに湿気の損傷を与えない防水性を指しています。特にリューズのねじ込みは慣れが必要です。私は以前116520のリューズの芯を折ってしまいました。上手くねじ込んでいなかったんだと思っています。OH行きでした。リューズをねじ込んだ時、リューズの空間に芯が仕舞われます。上手く仕舞われないと折れるわけです。上手く行かない時は、無理をせずに、優しくやり直しましょう。時刻合わせとゼンマイを巻くという1番大切な部分なので。神経質になるくらい☑️リューズをねじ込んだか、☑️プッシャーをロックしたかなど、確認することで防水性が保たれます。裏蓋を開けた時もある程度の強さで締めておいた方がベターです。埃や湿気には細心の注意が必要です。


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