年明けて1ヶ月が過ぎました

今年は元旦から思わず真顔になってしまう幕開けでしたが

皆様その後いかがお過ごしでしょうか

被災地方にお住まいの皆様には心よりお見舞い申し上げつつ、

1日も早く日常が戻りますようお祈りします。

今年はタロット的に見ると８の年、

変化の年、そして8番力の年です。

力というのは以前もブログで取り上げましたが、

パワーや、何かを強制する力ではなく、

強靭さ、という意味です。

なので英語でもPowerではなくStrengthです。

強靭さとは何かというと、精神的な強さだったりするのですが、

これは厳しさやハードという意味での強さではなく、

例えて言うなら柳のような強さです。

力の絵は、ライオンを優しく撫でる女性の絵が描かれていますが、

このライオンとは自分自身の中の”力”、

勢いというか荒ぶる感情や本能的な欲求の力です。

それを押さえ込むのではなく、ヨシヨシしてあげて仲良くする、

それが力のカードのテーマです。

喜怒哀楽の強い感情の荒ぶるままに、

何かいつもの自分と違うような行動・言動をとってしまったり、

本能的な欲求に流されてしまって後で後悔したりしますが、

そういう衝動を悪いものとして押さえつけるのではなく、

自分のありのままの姿として受け入れつつ、

うまく折り合いをつけていく感じです。

例えば怒りが一番わかりやすいかなと思うんですが、

怒りに任せて怒鳴り散らしたり辛辣な言葉を言ってしまう、

これはライオン勝利の状態です。

これが本当に望んでらっしゃることなのであればそれでいいのですが、

本当にその場でそうしたかったのか？

本当は傷つけられて悲しかったのではないでしょうか。

とても悲しくて自分を責めてしまう。

確かに、もっと上手いやり方ができる自分だったら・・と思うと

そうしてしまいたくなると思いますが、

今の自分としての精一杯ベストを尽くした結果がそうだったのだから、

うまくできなくて残念だったね、と慰めつつ、

次はまた頑張ろう、と自分を励ます。

力のカードの強さとは、こういう強さで、

内なる力、自分を大切にする力でもあるのかなと思ったりします。

こうして自分の中が整うと、

同じことを他人にもできたりしますので、

結果的に他人と調和したり折り合っていくことができます。

力は、タロット本などで見ると、コントロールと訳されることも多いのですが

このコントロールとは、誰かを操る、という意味ではなく、

自分の中をコントロールする、という意味であり、

力加減を調節する、という意味なのかなと思います٩( ᐛ )و

今年何か壁にぶつかったときは、ぜひ力のカードを思い出してみてください。