デヴィッド・グレーバー氏が今年の夏に出版した
「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」という本があります。
内容的には
やりがいを感じないまま働く。
ムダで無意味な仕事が増えていく。
人の役に立つ仕事だけど給料が低い。
これらの原因が全て「ブルシット・ジョブ」つまり、クソどうでもいい仕事
のせいだ。という事なのです。
私は、まさにその通りだ❗️と深く共感をしました。
この世の中の大半は矛盾と納得できない事ばかりであると思います。
そもそも極論を言えば、人が生きていくためには衣食住が不可欠なわけであり
その衣食住に携わっている仕事をしている人こそが大切な存在であり、
感謝されるべきであり、更に言うならば収入も多くあるべきなのです。
逆を言えば、それ以外の仕事自体が存在しなくても何ら問題ないわけで、
ましてや、そのような仕事の方が収入が高いなんて言語道断と言える。
対価が価値と価値の交換であるならば、その仕事がその対価に見合っている
ものなのかと言う根本的な問題でもあるわけです。
会社の中においても半分の人は、まさにブルシット・ジョブ なのではないで
しょうか。これも極論を言えば、会社という組織の中でのいわば中間管理職
と言う立場は必要ないのです。経営者と現場あってこその会社組織なのです。
これらブルシット・ジョブ がなければ本来の必要とされるべき仕事が評価
されて、それに見合った対価を得られて矛盾やストレスのない、まさに
win winな環境となるでしょう。
これからの社会では人を必要としない未来が待っているでしょう。
AI(人工知能)が決め支配していく事となれば、それこそ
クソどうでもいい仕事のブルシット・ジョブは無くなって、真っ当な
社会の実現ということを切に願うばかりです・・・