難化した英語

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ヒロシです、

今日のテーマは「大学入試共通テスト」です。

昨日、今日と大学入試共通テストが、
はじめて実施されました。

はじめてのテストであることや、
今の現状を考えると、

受験生本人や親御さんたちが、
ご苦労されていることと存じます。

英語では文章題ばかりだとか、
リスニングが難しいとか、
いろいろな意見や声が上がっています。

私は大学受験では浪人もしているので、
最後の共通一次試験と、
最初の大学入試センター試験を受けました。

結果は散々なものでした。

とくに私は英語ができなくて、
大学入試では最後の最後まで、
足を引っ張りました。

浪人生活を終えて、
大学に入ったものの、
英語の講義はとても苦痛でした。

語学は苦手だなと思っていました。
さらに追い討ちをかけるように、
第二外国語の講義があります。

私はなぜかドイツ語を選んでしまいました。

その当時はベルリンの壁が崩壊し、
東西ドイツが統一して、
冷戦が終わるような時代の流れだったからでしょうか。

ドイツ語もはじめは英語のように思えて、
苦手意識がありました。

ところが講義を聴いていくうちに、
私が英語にはない特徴が見えてきました。

文章で書く時は、
名詞は絶対大文字から書くので、
名詞は間違いなく見分けられます。

また必ず決まった格(とくに3格・4格)、
日本語でいう「てにをは」みたいなものが
あるのでハッキリしています。

動詞あるいは助動詞は、
絶対2番目にあるので、
わかりやすいです。

発音やアクセントに関しても、
多少の例外があるものの、
多くないので発音しやすいです。

単語のつづりもほぼローマ字読みで、
例外さえ覚えてしまえば、
聴いた通りに書けます。

語順にしても格が、
ハッキリしているので、

助動詞を2番目にさえ置いておけば、
動詞は最後にくるので、
日本語で話すのと同じ並び通りにすれば話せます。

学生時代は専攻した学部の講義より、
ドイツ語の講義だけは一生懸命勉強した
記憶が残っています。

私が通った大学ではドイツ語学科はありませんが、
ドイツ語学科を卒業した感じです。

そのせいか学生時代の一時期、
まったく英語ができなくなって
しまいしました。

しまいには簡単な英単語ですら、
わからなくなってしまい、
友だちに聞いたこともあります。

そのとき、
もっとも簡単な英単語では、

わたし:「he(へー)」ってなんだ
友だち:「he(へー)」? これ「he(ヒー)」だよ

今どきの小学生でもわかる英単語ですら、
忘れてしまったんです。
お恥ずかしい限りです。




今年の大学入試共通テストは、
終わってしまいましたが、

今年の春晴れて大学生になった方は、
第二外国語にドイツ語を選択してみては
いかがでしょうか。

来年リベンジする方や、
今高校2年生である方で、
英語がどうしても苦手な方は、

ドイツ語を選択してみるというのも、
ひとつの手です。

こんなこと言ったら、
学校関係者や塾関係者の方々、
親御さんたちからも怒られるかもしれません。




受験科目であるドイツ語は英語と違って、

基本的な発音やアクセントの問題や
文章の並び替えなどの問題が存在しています。
確実に点がとりやすです。

英語の問題より文章題が少ないです。

選択肢はほとんど4択です。

最大のメリットは、
リスニングがないことです。

リスニングの勉強をする必要がないのです。

受験科目としてのドイツ語は、
研究し尽くされているわけではないので、

ライバルに差をつけやすいです。
平均点も高いです。

さらに難関私大のほうが外国語の科目として、
採用しているところも多いようです。

ただし外国語は英語に限るという大学あるので、
選択肢が狭まるというデメリットはあります。

これから1から他の外国語を学ぶには、
時間が足りないという1番のデメリットがあります。

ただ受験というゲームといったら語弊はありますが、
受験のためだけにドイツ語を選択してみるのも、
ひとつの手です。




そのドイツ語はそのあと、
役に立ったのかといえば、

崩壊したてのベルリンの壁を見たくて、
アルバイトで稼いだお金で、
ドイツへ旅行したことや、

ドイツ語検定を受けたことくらいで、

社会に出てからは、
英語は必要だなと感じています。

これこそ最大のデメリットです。




今は海外にくことすら難しい状況ですが、
心もカラダもリフレッシュするために、
またドイツに行ってみたいものです。
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