プログラミングの基本的な事 その1 データ型

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IT・テクノロジー
これまで幾つかオリジナルでのVBA作成依頼を扱ってきました。
その中で気づいた点をいくつか書きたいと思います。
オリジナルで依頼されるお客様は作業のシステム化に前向きで
それなりの知識を持っておられる方が多いように思われます。
それでも基本的な知識不足を感じる事があります。
基本的な「ひな形」を提供してくださる方もおります。
「もう少し基本的な知識があればもっとよいひな形作成できるのに」
と思ってしまう時があります。
ファイルのひな形がそのようなものです。
Excelにおいてデータ格納ファイルは「Sheet」になります。
通常のデータ格納のファイル「データベース等」は
Sheetのように簡単に見る事はできません。
そして、各項目にデータ型を指定しなければなりません。
ExcelVBAもこの「データ型」を指定しなければなりません。
ExcelのSheetは便利なものでデータ型が何であろうと自動で認識してくれます。
「文字型」と「数値型」は本来違う型なのですがSheet(セル)で勝手に判断して計算しれくれます。計算できない型は勝手に飛ばして計算しますね。
ところが通常のプログラミングで使用されるデータを格納する「データベース」等はそうは行きません。混同しているとエラーになります。
その辺の違いをしっかり理解しておくとより良い物が出来るのになあと思ってしまう時があります。
プログラム言語によっては「自動」で認識して「データ型」を定義しなくても
よいものが多くなりましたが、この「自動」の裏側では依然として基本的な決まり事は変わっていないことを認識しておいた方がよいのではと思っています。
例えば「数量」と「単位」を一つのセルに入れてしまう。よくあるかもしれませんね。「数量」は「数値型」、「単位」は「文字型」これを一緒にしてしまうとセル上では「文字型」となるはずです。これを計算させると「エラー」になります。これは極端な例かもしれませんが、この「データ型」を知らなければ行ってしまうかもしれません。
「日付型」もちょっと厄介です。
こうしたこと(「データ型」)を知っていると、データの管理の方法も飛躍的に向上するのではと思います。


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