ある対照的な女性2人

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コラム
ある職場に対照的な女性がいます。
1人は管理職。もう1人はその部下。2人とも同年代で子育て中のママでもあります。
管理者の方は未来志向。常に未来に向けて今できることを考え行動しています。
部下の方は、現実主義。今を大切にし、家族を第一に考え行動しています。

管理者の方は定期的に部下と面談と成長するための意識づけを心がけています。
彼女は部下も自分と同じように目標を決めて成長する努力をしてほしいと思っています。そのため、面談でも「5年後はどうなりたい?」「1年後は何ができるようになっていたい?」と矢継ぎ早に質問が飛びます。
部下の方はそんな姿勢に共感できません。成長するための努力より、今を大切に、仕事はそこそこ、家庭重視でいきたいからです。上司の質問に対して「現状維持!」と言い切ります。
もちろん、上司はそんな部下の姿勢に不満顔です。
こうして2人の面談は毎回かみ合わずに終わります。
1歳しか変わらない2人でも、家庭環境や価値観の違いで「仕事」へのスタンスが大きく変わるのは皆さんもご存知だと思います。
上司は価値観の押し付けをしないこと、部下は自分だけでなく周りの人や上司の目線で考えてみることを心がけていくことが大切です。
アドバイスは世の中に溢れているのでこれ以上は書きません。
お伝えしたいのは、相手の考えを知ることと、コミュニケーションの大切さです。合わない人はブロックすればいい、というのは社会では通用しません。
お互い自分の考えを通すだけではうまくいきませんよね。相手の大切にしていることを知り、相手を理解していくことで関係性をよくしていくことが必要です。
仕事は人とかかわることでもあります。失敗をリカバリーするのは人、成功をさらに発展するのも人です。
それでもどうしても相手とうまくいかないことはあります。そんな時はご相談ください。お話を伺いながら、一緒に考えていきましょう。
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