広告漫画制作で失敗しないために!注意すべきポイント5選

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マンガ
 こんにちは!
私はココナラのイラスト・漫画カテゴリーで
広告漫画を制作している植木るいと申します。

ココナラでは主にLP漫画や横読み漫画など
企業様やフリーランスのお客様からご依頼を受けて制作しております。

今回は広告漫画を制作するにあたって、
漫画制作者と前もって相談していくと
自分のサービス、商品が漫画でより
伝わりやすくなる重要なポイント5選をご紹介します。

この5選を抑えず、広告漫画を依頼すると、

「思っていたのと違う」
「また描き直ししなってしまった」

等といった問題に発展してしまう可能性も!
そうならないためにも
漫画制作者に見積もりを取る前にチェック・打ち合わせをするのを
オススメします!


それでは、スタート!!



  ターゲットオーディエンスの特定

まず、商品を届けたい人を誰にするのかを明確にします。
LP漫画の場合はLPや商品、サービスが完成していることが
多いと思いますが、

商品を手に取る人の
年齢
性別
興味
ニーズ
など詳しいほど効果的です。

お客様の特性を漫画制作者と話し合うことが大切です。
見積もりを取る際に記載すると漫画制作者も漫画の
イメージがしやすく作業に取り掛かりやすくなります。

ここでの注意点は
・商品やサービスが明確になってない。
・自分でも商品のことが説明できない。
・漫画の知識がないからお任せで描いて欲しい

という方がお問い合わせでたまにいらっしゃいますが、
漫画制作者も自社で固まっていないサービス・商品を
漫画にするのはどうしても難しくなってしまいます。

用紙サイズ、納品形式、ページ数などは漫画制作者も
ご提案可能ですが、お任せの場合、その後何度かのラリーで
漫画のテーマを決めて制作となるため、
漫画制作までの時間がかかってしまいます。

わかる情報は全てお見積もりで共有していただけると
どちらもスムーズにやり取りが行えます!




  メッセージ(ゴール)の明確化


基本的に、人間は面倒くさがる生き物です。

LPの中に申し込みボタンがあったり、お問い合わせボタンや
メルマガ、LINEステップのボタンがあると

結局どれから始めるといいの??
なんか買うのが面倒くさくなってきた。。。
と悩んでしまい、

ずっと悩むのが嫌なため、そのページを閉じてしまう
危険性があります。

そうならないようにもLPのメッセージも一つ
(多くても2つ)
に絞ることが大切です。

例えば、お問い合わせが目的であれば、
LPもそのように作成し、お問い合わせボタンのみを設置する。
すると漫画も同じように1つのメッセージがゴールになります。

漫画もシンプルにわかりやすく、LPやコンテンツの
内容に沿ったものを制作します。

そして!
漫画はLPやコンテンツの底上げ、後押しの力があるので、
宣伝する商品やサービスで

・お客様の悩みを解決できるポイント
・最大の魅力や差別化ポイント
・お客様が商品やサービスを
・使った後の未来

を漫画で魅力的に描くことで
お客様の商品の購入意欲が高まります。


見積もりを取るとき、漫画制作者には

・何を目的とした漫画か
(お問い合わせが欲しい、商品を購入して欲しい、
メルマガを登録してほしいなど)

を伝えてもらえるとストーリーが
より一層組み立てやすくなります!



  ストーリー構成の重要性


読者を引き込むためには、
ストーリーの構成が鍵を握ります。
このストーリーが漫画を作る上で一番大切なところです。
ストーリーがあると
人はその世界に没入することができます。

ただ単に、商品の特徴やサービスをキャラクターに
言わせても漫画には効果がないです。

例えば…

女性のキャラクターがいるとします。
そのキャラクターもお客様と同じ悩みを持っている。

その悩みがあるせいで大変なことがたくさん
あって深く傷つき諦めた気持ちでいる。
本当だったら自信持って元気に人生を楽しみたいのに
私はずーっとそうだったし、
これからも変わる手段なんてないよ。

でも、、
でも叶えたい夢がある。
自分が変われたらこんなことしてみたい!
憧れの人にこんな風に思われたい!

…まあ、無理だ。私になんて。

悩みを解決する方法がわからないから
何年も今の状態。

すると、商品やサービスをすでに受けた方、買ったキャラが
物語に登場してきます。
なんと同じ悩みを持っていた子だったのに、
すっかりそんな悩みも消え失せて
幸せそうに人生を謳歌している。

最初は疑心暗鬼。
あなただから変われたんでしょ?
私には無理だよ。
…あのさ、どうしてそんなに変われたの?

と少しずつ興味を持ち始める。
私も変わりたいけどどうせ無理だよ。
今までもこれからもずっとこのままだよ。
という気持ちが交差します。

すると
商品を体験したキャラが
商品の特徴や内容をキラキラと自信を持って
教えてくれる。

そうか、このサービスはそんなに効果が
あるんだ・・!!

1回だけでもいいよ。
お試しでいいから使ってみて。

と言われ、、
試してみたところ、
少しずつ結果が出てくる。

絶対無理だと思ってたのに、
変わることができた…!

私でもできるんだ。
私でも人生を変えることができるんだ!


というような一例でしたが、

・始まりから終わりまで一貫性があること
(悩みがあって変われない→傷つくことばかり
変化する商品・サービスの登場→
少しずつ効果を実感→
変化が起きる)
・共感や感動を与える要素が漫画で
補うことができます。

ストーリー構成は上記の型が一番
効果的です。
なので、シナリオ、セリフを作る際は
上記を参考にしていただくと
良いかもしれません。



  視覚要素の選定


イラストやカラーのような
漫画の視覚的な要素は
メッセージを強力に伝えるために
重要です。

例えば

<ペン入れしただけのイラスト>
3.png

きちんと線が描かれているので
見やすさはありますが、
濃淡がないため、物足りなさを感じますね。



このイラストを

カラーで塗ると…
3.png

このように変化します!
比較してみると一目瞭然ですよね。

色が入ることで一気にイラストの中の場所や
女の子の趣味嗜好など様々なことが
想像がしやすくなりますよね。


ここでカラーのポイントですが
注意点①のターゲットオーディエンスが好むスタイルや配色を
選ぶことが肝心です。

・掲載したいHP、コンテンツ、LPにそぐわないカラーバランス
・ターゲットに合っていないカラー

だと一気にページ離脱が起きてしまうので、
カラー制作も漫画制作者と相談して、
上記に注意したカラー着色を行います。




  キャラクターデザインの考慮


最後はキャラクターデザインの考慮です。
漫画の醍醐味はなんといってもキャラクターが
作れることです。
一貫性のあるストーリーに魅力的なキャラクターが乗ると
その漫画はよくあるLP漫画じゃなくなります。

ターゲットオーディエンスが好み、
共感がしやすいキャラクターを
作ることも大切で、

もし納期に時間があればここを作り込むことで
キャラクターに対して愛着心が湧くので、
キャラクターが努力しているなら私も買ってみようなど
このキャラクターが好きですなど言ってもらえたり、

思わぬ効果を生むこともあります。

キャラクターの性格や外見を丁寧に設計すること
これはターゲットのお客様にが共感しやすい
自分のような見た目、言葉遣い、
行動などを鮮明に描くほど、

「これ私のことじゃん…!」

と更に漫画に没入してくれます。

漫画制作者は商品サービスに併せたキャラクターを
ご提案可能ですが、
イメージしている既存のキャラクター
ロールモデルがいるなど
とても参考になるので

見積もりの際に余裕があれば
このキャラクター設定も視野に入れて
いただくと

グッと漫画の質が上がりますので、
参考にしていただけましたら嬉しいです。


まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は
広告漫画で失敗しないために!注意すべきポイント5選
をお送りしました。

まとめると、

①ターゲットオーディエンスの特定
・商品を届けたい人を誰にするのかを明確にする。
・商品を手に取る人の年齢、性別、興味、ニーズ
など詳しいほど効果的
・お見積もり時に形が決まっていると制作がスムーズにいく

②メッセージ(ゴール)の明確化
・メッセージは一つに絞る
・ゴールを明確化すると漫画も
そのゴールに合わせられるので、
お客様の商品の購入意欲が高まる。

③ストーリー構成の重要性
・ストーリーがあると
人はその世界に没入することができる。

④視覚要素の選定
・漫画の視覚的な要素は
メッセージを強力に伝えるために重要
・注意点①のターゲットオーディエンスが好むスタイルや配色を
選ぶこと

⑤キャラクターデザインの考慮
・ターゲットオーディエンスが好み、
共感がしやすいキャラクターを
作ること
・キャラクターの性格や外見を丁寧に設計すると
共感が増し、作品のファンになる可能性もある



この記事を書いた人
女性向け広告マンガ家
植木るい
↑プロフィールはこちらから!

女性向けの商品・サービスを扱う多くの事業者様に
選ばれており、作品実績数は延べ150作品
現在上記のマンガ制作ページでご依頼受付中
マンガLP、コンテンツ内のマンガ制作、
SNSマンガ制作等お気軽にお問い合わせください♪

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