限りある時の中で

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時間は待ってはくれません。
時の流れには、たとえ神様でも逆らえないのです。

6月10日は時の記念日。

遡ること671年4月25日、天智天皇の時代。
水時計と鐘や太鼓によって初めて時が知らされました。

最初の記念日となったのは、大正9年(1920年)6月10日です。
正午に、東京全市に大砲の砲声が鳴り、
ニコライ堂の鐘など、各所では正午の時報が鳴らされました。

この大砲の音は、ドンと呼ばれて、この頃から
土曜日の正午にドンが鳴ると、皆、仕事や学校を終えて帰っていたのです。
これが半ドンの由来です。


私たちは限られた時の中で過ごしています。

6月は30日です。これは先月よりも1日少ないので、
24時間足りないことになります。

30日を時間にすると、720時間になりますが、
毎日3時間しか寝ない人は、活動時間が630時間あるのに対して、
7時間寝る人は、510時間となります。

120時間という差が生じてしまうのです。
これは、ひと月の労働時間にも匹敵しますね。

更に一年、十年と長い目で見ればその差はどんどん広がっていきます。

起きている時間と、眠っている時間、
どちらが大切ですか?

起きている時が一番幸せという人は
仕事を掛け持ちしたり動いて収入を得る人

眠っている時が一番幸せという人は
寝ることに価値を感じています。

どちらが自分に合うかは、ご自身が一番わかっています。

日本では6月に国民の祝日がないため、
時の記念日の6月10日を、国民の祝日にすべきとの声もあるそうです。

実現に至っておりませんが、
働き形態によっては、困る人もいれば、喜ぶ人もいます。

いずれにせよ、特別な日と意識して
10日の正午に、今一度時計をしっかりと確認してみませんか?






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