楽天市場に出店しても全然売れない、楽天市場に出店したら赤字だ...。
いざ楽天市場に満を持して出店してみたものの、儲けが少なく赤字の店舗もあるでしょう。
特に楽天市場出店の初期は、期待に反して注文が少なく、なかなか赤字の状態が抜け出せない店舗も少なくありません。
このブログ記事では、楽天市場出店初期の方が今すぐできる無料の施策を2つご紹介します。
既に楽天市場に出店して時間が経っている店舗でも、意外に見落している施策かもしれません。
このブログ記事は無料になっているので、楽天市場に出店の1つの知識を得ていただけたら幸いです。
楽天市場出店で赤字になる理由
まず最初に、なぜ楽天市場に出店したら赤字になるのかの理由を確認しておきましょう。
楽天市場に出店して商品が売れない場合には、楽天市場に出店している維持費、ランニングコストがかかり、利益がなければどんどん赤字になっていくのです。
その楽天市場に出店しているランニングコストの代表的なものは、「プラン」です。
楽天市場の出店プランは...
●がんばれプラン(月額:19,500円)
●スタンダードプラン(月額:50,000円)
●メガショッププラン(月額:100,000円)
これが楽天市場の出店プラン、月額基本料です。
商品が全く売れない状態でも、この楽天市場の出店プランの月額基本料は毎月かかってきます。
プラン毎にここから売上手数料が引かれていきますので、商品が売れても利益は少なくなります。
この楽天市場の出店プランの月額基本料が最も楽天市場出店で赤字になる理由でしょう。
他にも、楽天市場出店時に、ページデザインやバナー作成、SEO集客や顧客管理システム、売上管理ツールなどの「有料サービス」を利用したら、その分も利益圧迫になり、益々、赤字になるでしょう。
無料でできる施策1
そんな楽天市場への出店ですが、商品が売れない状態が続き赤字になる前に、今すぐできる無料の施策をご紹介します。
まず、「R-Mail」です。
R-Mail、いわゆる楽天市場出店者が使えるメルマガです。
『なんだメルマガかよ...。』
って思ったかもしれませんが、楽天市場のR-Mailは少し以前に比べて状況が変わりました。
楽天市場のR-Mailは、以前は無料で何通でも配信できましたが、数年前に有料化されました。
メルマガを配信するのにお金がかかるんです。
これは、楽天市場から送られてくるメルマガがあまりにも多く、ユーザーが拒否している口コミを楽天市場側が配慮、なるべく有益でユーザーが興味を持つメルマガだけを配信するよう有料にして配信数を絞った背景があります。
ですから、今では昔に比べて楽天市場の店舗が配信するメルマガは少なくなりました。
その分、有益な情報やクーポンやSALE情報などが記載されているR-Mailをユーザーは以前よりも閲覧するようになったのです。
簡単に言えば、前より楽天市場のメルマガが見られるように生まれ変わったのです。
さて、上記では「無料でできる施策」って言いましたよね?
実は、このR-Mail。
週に1回だけなら無料で配信できるんです。
週に2回目以降は有料ですが、週に1回だけなら無料で配信できます。
無料ですから、使わない手はありません。
『うちはメルマガ登録者なんていないから...。』
なんて諦めている方、楽天RMSのメール配信R-Mailのメールアドレスの欄を見てみて下さい。
意外にメルマガ登録者っているんです。
それもそのはず、楽天市場では買い物をした際のショッピングカート内に、「メルマガを受信する」がデフォルトでチェックが入っているのです。
つまりユーザーは、あなたの店舗で買い物をした際に、知らず知らずのうちにメルマガ登録者になっている事が多いのです。
まず、週に1回無料で配信できるR-Mail。
基本的ですが、以前よりもユーザーに閲覧されるR-Mailを試してみて下さい。
無料でできる施策2
次に無料でできる楽天市場出店の売上アップにつながる施策は、「新しいキーワード施策」です。
検索キーワードは、もはやGoogleやYahoo!だけでなく楽天市場内でも重要ポイントになってきています。
もちろん、既にキーワード対策を施している店舗さんは多いでしょう。
しかし、「新しいキーワード施策」はやっていますか?
新しいキーワード施策、これはやり方が新しい、今までにない画期的な手法なんていう代物ではありません。
新しいキーワード、つまり「最近よく調べられている流行りのキーワード」になります。
検索キーワードには流行があります。
昔は数多く調べられていた検索キーワードも、今ではほぼ調べられていない、なんて事もざらにあります。
これは逆も言える話です。
昔は調べられていなかった、存在もしていなかったようなキーワードが、今はものすごく多く調べられている事もあります。
例えば、メイクやお化粧、ファッションなどで近年使われている「地雷系」。
昔はこんな言葉は流行っていませんでしたが、今では「地雷系メイク」や、「地雷系ファッション」のようなキーワードがよく調べられています。
楽天市場ではありませんが、「インスタ映え」なんてキーワードはなかったですよね?
このようにキーワードを固定するのではなく、新しいキーワードをページ内に盛り込んでいく事で、新しいユーザーの流入が期待できます。
ライバル店舗で、最初にキーワード施策をしていた店舗や、楽天市場に出店した初期だけ外注業者にキーワード施策を依頼していた店舗はいまだに過去の古いキーワードのままの可能性があります。
あなたの楽天市場店舗の商材のキーワードの中でも、「新しいキーワード」を探してページ内に入れてみて下さい。
以上が、無料でできる赤字の楽天市場店舗がやるべき初歩的な2つの施策になります。
初歩的な事、意外にしっかりできていない事が多いです。
楽天市場は日本最大のインターネットショッピングモールです。
そこにあなたの商材を求めているお客様は必ずいます。
諦めないで、今できる事からコツコツ頑張っていきましょう。