【全人類買おう】Fender Mexico Classic Series 70s Jazz Bassがマジで最高すぎた【機材紹介】

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音声・音楽
はじめまして、izusanです。
一時期はヴィンテージにハマったり6弦や5弦をメインにした時期もあったのですが、
古い楽器はオクターブチューニングが狂ったり多弦は取り回しが難しかったりといろいろあったので,久しぶりに原点に立ち返り現行のジャズベースを購入してみました。
端的に言ってこれが最&高。
私の所有する楽器の中では最安値であるものの、今まで所持してきたどの楽器よりも私の好みに近かったので改めてレビューします。
Mexico製Fender、いいよね…。

製品概要

公式からの製品概要はこちら。
(Mexico製Fenderのすばらしさはこちらの記事にて)
Body Material: Alder
Body Finish: Urethane
Body Shape: Jazz Bass
Neck Material: Maple
Neck Finish: Gloss Urethane
Neck Shape: '70s "C"
Scale Length: 34" (864 mm)
Fingerboard Material: Pau Ferro
Fingerboard Radius: 7.25" (184.1 mm)
1970年代、音楽が多彩な広がりを見せた時代のジャズベースの特徴を集約した「'70S JAZZ BASS」は、ネック・バインディング&ブロック・インレイが施されたフィンガーボード、"Bullet"トラス・ロッド、トラディショナル・ロゴなど 70年代のゴージャスなルックスを持ち、よりブリッジに近づいたリア・ピックアップがタイトでブライトなサウンドを生みだします。
これ、特筆すべきは指板に通常よく使用されるローズウッドではなく
パーフェローと呼ばれる木材が使用されているという点。
パーフェロー材自体は割と最近使用され始めた木材なのでいぶかしく思う方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にこれは大好きな材木なので非常にオススメです。
ローズウッドはその温かい音質が特徴で、歪ませても音の厚みが失われないのがその魅力でもありますが、
NYサウンドなどに代表されるバキバキのクリーントーンはやや不得手だったりします。
そのため指板の外見は好きだけど音質からメイプルを選ぶ…という人は多いはず。
しかしこのパーフェロー材はローズウッド独特の豊かな低温を保ちながら、メイプルの高音域と立ち上がりの速さ、エボニー独特の手触り(パーフェローは木材としてはエボニーの仲間なのです)を併せ持つ、
いわばまさに指板材としては最適のトーンウッドであると断言できます
最近だとジャズベース界の超新星、Jaco Pastoriusの再来と言われるhadrien feraudなどが自身のシグネチャーモデルに採用していたりします。
hadrien feraudといえば何よりも目を引くのがその精悍な甘いマスク。
見たものが誰しも「ウホッ いい男」となってしまうガチムチボディ。これだけでご飯3杯はいけます。
私も彼のシグネチャーモデルを試奏したことがありますが、そのパーフェロー材の素晴らしい音質、魅力に一気に引き込まれてしまいました。

最高ポイント その1

さて、このベースを最高たらしめているのはなんといっても
パーフェロー指板×アルダーボディ×70sスタイル
という極めて玄人好みな組み合わせ。
ヴィンテージベース界隈では71~74年製の楽器にみられる仕様ですね。
しかも実際のヴィンテージではローズウッドを指板に採用するところ、こちらでは先述のパーフェロー。
もう、まさに70sと60sのハイブリッド。かなりマニアックな仕様だけあって生産期間も短く生産本数もごく少数。まさにマニア垂涎のシロモノといえます。
現行品だとFENDER/MEXICO Vintera 70s Jazz Bassが同様もしくはかなり近い仕様のようですね。
FENDER ( フェンダー ) >Vintera '70s Jazz Bass Inca Silver|サウンドハウス
FENDER>Vintera '70s Jazz Bass Inca Silver
www.soundhouse.co.jp
最高ポイント その2
また先述のとおりこれだけモダンかつマニアックなスタイルを採用しているにも拘わらず、指板ラディアスはヴィンテージスタイルの7.25" (184.1 mm)を採用。
これによりいわゆるジャズベースタイプの楽器にはない、「Fenderのジャズベース」独特のいなたさや音の粘り、芳醇な倍音を生み出すことが可能となり、
アンサンブルで抜けがよいにもかかわらずゴリゴリの音作りをしても絶妙に溶けこむ、極めて扱いやすいFenderサウンドを演出することができます。
マジでとりあえず弾いてみてほしい
現在こちらのモデルは生産終了となりなかなか現物を試奏することは難しいですが、現行のFENDER/MEXICO Vintera 70s Jazz Bassであれば比較的どの店舗でも在庫があるかと思いますので、気になった方には是非一度弾いてみていただきたい逸品です。
ジャズベースの王者Fenderの底力を感じることができます
こちらにデジマートのリンク載せておきますね。
※こちらの動画が音質についてなかなか分かりやすくまとめられていましたので、気になった方はぜひご確認ください。

ちなみに

完全に個人的な趣向ですが、ベースのブリッジに特にこだわりがなければこちらの製品に関してはバダス系への交換が非常にオススメ。
音作りも容易になり単純に弾きやすくなりますので、音質を最優先される方には非常に有用な選択肢なのではないでしょうか。
ALLPARTS ( オールパーツ ) >BB-3351-010 Grooved Omega Bass Bridge Chrome|サウンドハウス
バダスブリッジの互換モデルです。
www.soundhouse.co.jp
FENDER ( フェンダー ) >HIGH MASS BASS BRIDGE IV ZINC|サウンドハウス
ビンテージスタイルのフェンダー製ベースにも対応するHiMassベースブリッジ。楽器本来のトーンを損なわず、豊かなサスティー
www.soundhouse.co.jp

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