結果は、みごとに寝落ち。
この件は深堀りせず、そっと心の片隅に置いておくことに。
なぜか続けざまに複数の人たちが脳裏に浮かんできた。
みんなわたしの「嫌いな人」だった。
嫌いというか「どうでもいい」人。
の、はず、なんだが……
え? もしかして、わたし恨んでる?
恨んじゃってる?
それなのに、このとき会ったSさんは
わたしの記憶にある彼女とは、まるで別人だった。
なんなんだ、この明るくて楽しくて、ものすごく友好的な人物は???
彼女はわたしをまったく覚えていなかった。
後になって考えると
「いじめた方は忘れても、いじめられた方は一生忘れない」
ってやつ。
ただ、そのときは
“あのSさん”が、今、ここに、存在してない
という衝撃が大きすぎて、過去を蒸し返そうという発想が
まったく出てこなかった。
過去と現在のつながりが、わたしの中でプチっと切れた。
どんな展開がやってくるでしょう!?
ちなみに。Sさんのこと、わたし今でも嫌いですよ(笑)。
嫌いなままでも、ゆるすことはできます。
ゆるすために、好きになる必要はありません。
誰かを・何かを嫌いだと、
好きではないと感じるのは
まったく自然で無害なことです。
そこに
罪悪感や攻撃性をくっつけるから
苦しくなるんです。