amazon広告 売れない悩みを放置していませんか?

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ビジネス・マーケティング

 amazon広告がなぜうまく運用できないか?

amazon物販の複数の成功者たちに質問するとそれぞれ複数の答えが帰ってくるが、このすべての回答の根っこを辿ると共通があります。
結果的に、以下の理由に行き着きます。

「amazonが広告の分析に必要なコアなデータを出し方がいじわるだから」

だから広告運用がうまくいかないのは皆さんの能力が低いからではないのです。

皆さんは会社の業績や株価など数字を分析するときにある1日の数字、1ヶ月の累計の数字を見せられて、何かしらの傾向や成果が把握できますか?

数字の分析で必要なのは過去からの推移です。

つまり、業績の数字は「点」ではなく、「線」で見ないと実績が改善トレンドなのか下降トレンドなのかが分かるはずがないのです。

日経平均株価も「点」ではなく「線」で見るから分析できるわけですよね?

Amazonに限らず楽天も同様です。広告の実績結果を「点」でしか見せてくれません。

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つまり、抽出期間を広げてもその期間の実績が足し算されて表示されます。

ただ、広告ビジネスを行う方からすると全てのセラーに緻密に分析されると競争が激化しないし、CPC単価が上がらないので困るんです。

広告運用が分からずに闇雲に運用するから広告提供側は儲かるのでこれは当然です。

「点」ではなく「線」、つまり以下のようにトレンドで見ないから分析できないのです。
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広告運用するにあたっては、toole4sellerなどのAmazonの広告結果をトレンドで表示してくれるツールを使用してはじめてスタートラインに立てます。

あとは、インプレッション✕クリック率(CTR)✕購入率(CVR)に分解してそれぞれを高めるためには何が必要かの施策を順番に行ってこのグラフのトレンドの変化を見ながら消去法でPDCAを回していけば、必ずこのトレンドが右に上っていく施策にたどり着きます。

それぞれの項目を高めるスタンダードな施策を記載します。

【インプレッション】
リアルの店舗で例えるとお店周辺のチラシ配り

◆入札単価を高める

◆広告キーワードと商品ページの関連性
 ⇒キーワードが商品ページに記載しているか? 商品カタログに記載しているか? AIがこのキーワードとこの商品ページは関連性高いよねという商品ページにしてあげれば良いということです。

【クリック率 CTR】
リアルの店舗でいうとチラシを見て店頭の看板を見てお店に入ってきた人の比率

◆メイン画像のPDCA (ABテスト)
◆商品タイトルを本能的にクリックしたくなるような内容
◆レビューは多い方がクリックしたくなる
◆クーポンの緑のラベルは視覚的に目立つのでクリックされやすくなる
◆ポイント⇒Amazonでポイント目的で購入する人は皆無だが、他の商品と比較して若干目立つのでクリック率が上がる(仮説)

このクリック率は本能的にクリックしたくなるかどうかなので、これはどれだけ熟練したマーケターでも正解は最初から分かりません。
やってみてグラフで成果を線でみて、試してみるというのが一番です。
大事なのは高速PDCAです。

ABテストはやった方が良いですが、実はやらなくても2~3日で結果が分かる方法が実はあります。 
意外と多くのEC事業者さんが知っている実は足許にある方法です。  

【購入率 CVR】
リアルの店舗で例えるとお店に入ってきて品定めしてレジで精算してくれる人の比率

◆訪問してくれたお客様の不明と不安をなくす説明ページをつくる
 ⇒実は自社商品を企画した側、セラーはターゲットユーザー視点での不明点や不安は分かりません。 なぜなら、その製品に詳しくなり過ぎていて、はじめてその商品をみた人の視点でページ全体や説明文を見れなくなっているためです。 では具体的にどうすればよいかは今後続きを記載してきます。
待てない方は私のプロフィールページにお越しください。

最後に、上からインプレッション、CTR、CVRの順番に記載しましたが、テコ入れするのは必ず川下のCVRからです。

同時進行を行うと無駄な広告費がかかってしまいます。

理由はリアルのお店で例えると、お店の店員の説明が下手でよく商品の特徴が分からなかったらどれだけお店の前でチラシを配っても無駄な販促費がかかるだけで売上も利益も上がらないからです。

お店の魅力(商品ページ)が高まらないうちに、Amazonから入札単価を上げませんか(お店の前でもっとチラシ配りませんか?)と誘惑されても我慢してください。売れない理由はそこではないので・・・

長くなりましたが、またこういったノウハウを記載していきますね。






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