代筆サービスではなく添削サービスを提供している理由

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コラム
私が代筆サービスではなく添削サービスを提供している理由は、お受験における合否を決定する重要な要素の一つが、実は保護者の素質や家庭環境にあると考えているからです。願書や面接を通じて、学校側は子供だけでなく、家族全体の価値観や教育に対する姿勢を理解しようとします。私が代筆を行い、保護者の本心や考えが正確に伝わらない場合、その結果としてお子さまが志望校に合格したとしても、後に意見の相違や教育方針に関する問題が生じるリスクがあります。これは、学校や保護者の双方にとって、最終的には不利益をもたらす可能性が高いのです。

また、私が提供するサポートの核心は、家族が一丸となってお受験に取り組む過程に価値があると考えています。願書の自己作成は、その過程で子供や志望校に対するより深い理解を得るための重要なステップです。自分で考え、書くことにより、保護者は自身の教育観や子供への願いを明確にすることができます。これは、子供が学校生活を通じて成長していく過程においても、家庭での教育方針を再考する貴重な機会になり得ます。

私は、お受験は単に学校に合格すること以上の意味を持つと考えています。それは、家族が共に成長し、子供の将来に対する深い理解と願いを共有する過程でもあります。代筆は、このような貴重な機会を奪う行為となり得るため、私は願書の代筆サービスを提供していません。保護者が頭を悩ませながら心を込めてご準備された原案の内容を拝見することで初めて、保護者のお子様や志望校への想いを理解することができ、適切な添削のご提案ができると考えています。
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