こんにちは、ヒロです。
介護の方々にお聞きしますが、ケアマネしたいですか?
私はもうしたくありません。
大分以前にも書きましたが、時間もたったので、少し加筆修正、分割した上で、再度書こうと思います。
したくない理由は一言で言うと『生活の為』です。
あくまでも私の推測ではありますが、自分としては間違っているとは思えないので、今回記事としました。
まず一つ目ですが、
●理由1 → 今後、ケアマネの待遇が良くなるとは思えません。
ケアマネの待遇が良くなることはもう無いと考えたのが、理由の一つ目です。
【処遇改善加算の対象外】
そう考えたのはどうしてかと言うと、ケアマネは何年していても処遇改善加算の対象にならないからです。
介護福祉士として10年勤務していれば、例えその勤務が同じ施設でなくても対象となります。
元々はそうではありませんでした。
同じ施設で長い期間勤務しているかいないかで変わっていたはずです。
なのに、そうやって対象枠を広げているというのは、厚労省が、それだけ介護福祉士を確保したいという意向だからです。
介護福祉士と違い、ケアマネが対象になるとは今後も考えにくいです。
何故なら、人が足りているからです。
介護福祉士だと定年過ぎて現場というのは体がキツイと言われるかも知れませんが、ケアマネなら70歳位でも活躍している方はざらにいます。
つまり、昔になった方々が辞めないのです。
その反面、なる席は少ない。
施設ケアマネなら利用者100人に対し1人、居宅ケアマネなら40人に1人、とは言え、実際は50人担当しているケアマネもいます。
なので、増やす必要ありません。
したがって、処遇改善加算の対象にする必要もない。
だって、しなくても人いるから。
【厚労省の誘導】
ケアマネから介護福祉士へ戻るのは、厚労省も計算してる気がします。
管理者を主任ケアマネに限定するなど居宅を廃業へ追い込むマネをしたり、その反面、ケアマネは処遇改善加算から除外したりするからです。
ケアマネは必要と厚労省が考えているなら、更新もあり管理者要件まで厳しくする反面、待遇を改善しないのは何故でしょう。
介護福祉士には更新制も取り入れず、処遇改善加算で離職を防止しようとするのは何故でしょう。
ケアマネは大半が介護福祉士出身です。
ここまであからさまだとわざとしているという可能性も十分にあります。
更に、介護福祉士にも認定介護福祉士があります。
ケアマネは、管理者を主任ケアマネに限定しようとしてるのに、デイやヘルパーの管理者を認定介護福祉士に限定しないのは何故でしょうか。
それすると、デイやヘルパーの事業所、多分減りますね。
居宅は減っても良いという事かなという想像さえできます。
「ケアマネは、それだけ高度なスキルが求められる。」
という方もおい出ますが、果たしてそうでしょうか。
高度なスキルを求めるなら、待遇を改善しないのは何故でしょうか。
本当に確保しようと考えているなら、厚労省も何かするはずです。
現に、介護福祉士は処遇改善加算を入れている訳ですから。
第一、高度なスキルが求められるのはデイやヘルパーの事業所さんも同じです。
ケアマネは介護福祉士の上級職ではありません。
単に職種が違うだけです。